実際どうだった?やっぱり大変?40代で起業した女性のエピソード5選

実際どうだった?やっぱり大変?40代で起業した女性のエピソード5選

ここ最近起業する女性が増えていますが、「40代での起業」を実現した女性も決して珍しくありません。自分の好きなことを仕事にし、素敵に年齢を重ねる姿に憧れるけれど、「40代でも起業ってできる?」と思う人もいるかもしれません。
そこで今回は、40代で起業した女性のエピソードをピックアップ。40代での起業で実感したことや、20・30代女性へのアドバイスなどについてまとめてみました。

①オンラインサロン経営・河村真木子さん

外資系金融機関で最高管理職に昇りつめるなど華々しい活躍をしたのち、“バリキャリ金融女子”としてSNSで人気を集め、2021年にオンラインサロンを立ち上げた河村真木子さん。
オンラインサロンの月会費は1万円ながら、国内外で1万人以上の会員数を誇っています。

40代で起業して、実際どうだった?

35歳ぐらいの頃に「40歳で起業しよう」と思い、そこから7年ほど悩んだという真木子さん。長年金融業界にいると起業はなかなか難しく、「今の立場を失う」ことへの不安が大きかったのだとか。

ただ実際にオンラインサロンの会員を募集したところ、「200人くらい来てくれたらいい」と思っていたのが、なんと1日で1,800人も殺到。すぐに会社を辞めることにしたそうですが、起業に向けて入念に準備をしていたのも、成功の秘訣と言えそうですね。

今は「モチベーションがない日はほぼない」と言えるほど、毎日が楽しく充実しているのだそう。

真木子さんが考える「20、30代のうちにやった方がいいこと」とは?

20代では「自分への投資をどんどんしてほしい」と語る真木子さん。その内容は勉強や習い事など何でもいいけれど、「自分が成長できるようなことにお金を使うことが、後々になっていきてくる」そう。
また30代ではいろんな人と知り合い、幅広い分野で人脈を作っておくことが大事とのことでした。

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オンラインサロンで大成功をおさめた秘訣を知りたいなら、こちらの記事をチェック!

②株式会社キッズライン代表取締役社長・経沢香保子さん

リクルートや楽天での経験を経て、26歳で「トレンダーズ株式会社」を設立した経沢香保子さん。その後、39歳という若さで会社を上場。そして41歳のときに二度目の起業をして、ベビーシッターや家事代行のマッチングサービス「キッズライン」を立ち上げました。

40代で起業して、実際どうだった?

子どもが生まれ、ベビーシッターを利用するうちに「サービスは素晴らしいけれど、高額すぎる」と感じ、ベビーシッターのマッチングサービスを思いついたそう。
ただそれまで未経験の「保育」の分野ということもあり、事業が軌道に乗るまでは時間がかかったとのこと。また一度目の起業時と異なり、離婚してシングルマザーになったタイミングで会社を設立したため、いろいろと大変なことが多かったとか。

その後、女性が使うサービスとはいえ「お金を払うのは誰だろう?」と考え方を変え、男性経営者に向けてアプローチしたところ利用者が増え、事業は波に乗ったそうです。

経沢さんが考える「20、30代のうちにやった方がいいこと」とは?

20、30代のうちは、「自分が本当にしたいことは何か」をじっくり考え、「仕事の目標を持つ」ことが大事だという経沢さん。
そして、「ときに、周りの助けを得ることも必要」と語っています。何度もトライ&エラーを繰り返していくうちにできることが増えていき、自信がついて自己肯定感も上がっていくとのこと。

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女性経営者の先駆者的存在である経沢さんの、名言にあふれたインタビュー記事はこちら

③パーソナルスタイリスト・布施さえさん

結婚を機にキャビンアテンダントの仕事を辞め、そこからずっと専業主婦だったという布施さえさん。40歳頃、ふと「自分の仕事を持ちたい、自分のやりたいことを仕事にしたい」と思い立ち、パーソナルスタイリストとして起業しました。

40代で起業して、実際どうだった?

スタイリスト養成講座には通ったものの、はじめは仕事にするつもりはなかったそう。ただスタイリングの勉強をするうちに、外見だけではなく内面がイキイキと前向きに変化していくことに喜びを感じ、「起業してみよう」と思ったのだとか。また2人の子どもたちが大きくなったことも理由にあったそう。

布施さんにとって「一番大事なのは家族」であり、自分のペースで自由に仕事ができる今の働き方が気に入っているそうです。

布施さんが考える「20、30代のうちにやった方がいいこと」とは?

「石の上にも3年」という言葉があるように、「楽しいことも楽しくないことも、とにかく続けることが大切」という布施さん。いつチャンスが回ってきてもいいように常に準備を怠らないこともポイントだとか。

【布施さんの起業エピソードを詳しく見るなら】

家族を最優先に考え、自分らしい働き方を叶えた布施さんのインタビュー記事はこちら

④美容家・水谷里奈さん

夫(後に離婚)が経営する運送会社での役員、美容サロンのオーナーを経て、今は再生医療商材の代理店の経営やコンサルなどに携わる水谷里奈さん。40歳で子宮頸がんになった経験から、「我慢は絶対にダメ。ある程度の年齢になったら好きなことをして生きていこう」と誓ったそうです。

40代で起業して、実際どうだった?

離婚後も夫が経営する会社で働いていた水谷さん。40代後半になり自分の仕事を引き継いでくれる人が見つかったことから、独立を決意したのだとか。

独立後は、自分が好きな美容の仕事をやっとできるようになったうえ、以前に比べて時間に余裕ができ、「時間にも場所にもとらわれずに働きたい」という希望にかなり近づいているとのこと。

水谷さんが考える「20、30代のうちにやった方がいいこと」とは?

「好きなことを見つける」といったことも大事だけど、若いうちにしかできないこととして「出産」を挙げる水谷さん。仕事と育児の両立は大変ですが、「いつかは子どもが欲しい」と思っているのなら、出産について考えてみてもいいのでは、と語っています。

【水谷さんの起業エピソードを詳しく見るなら】

仕事に取り組む姿勢や人生観、美の秘訣など、参考にしたいことがたくさんな水谷さんのインタビュー記事はこちら

⑤and Insight株式会社代表取締役・福吉彩子さん

P&Gでマーケティングリサーチとして15年ほど勤務したのちに個人事業主になり、2022年にマーケティングリサーチに関する会社を立ち上げた福吉彩子さん。バリキャリだった会社員時代を経て、今はワークライフバランスを実現。今後を見据え、マーケティングリサーチの人材育成にも力を入れているそう。

40代で起業して、実際どうだった?

起業前は大企業から飛び出すことに不安を感じていたという福吉さん。「こんなにいい会社に入ったのにもったいない」と言われることも嫌だったとか。ただ実際に辞めたら大したことはなく、「なぜあんなに辞めたくなかったのだろう」と思うほどだったそう。

今は100%リモートワークでスケジュール調整もしやすく、会社員時代には難しかった「家庭との両立」が実現できており、満足度が高い毎日を送っているとのこと。

福吉さんが考える「20、30代のうちにやった方がいいこと」とは?

会社員時代にできた人脈を大事にしていたために、会社つながりで仕事のオファーがあり、「独立してから、営業することなく仕事ができている」という福吉さん。そのため、今ある人脈をきちんと維持し、つながりを大事にすることが大切と語ります。それはSNSをこまめに更新して近況を伝えたり、定期的に会う約束をする、などといった気軽にできることでいいのだそう。

また20代で上司に「自分で考えて決める力」を鍛えられ、そのおかげで長年マーケティングの仕事を続けられたとのことで、「自己決定力」は身に付けておいた方がいいとのこと。

【福吉さんの起業エピソードを詳しく見るなら】

仕事も家庭もしなやかに楽しく取り組み、自然体な雰囲気が素敵な福吉さんのインタビュー記事はこちら

まとめ:40代は起業適齢期!?

いかがでしたか? 長年の経験や人脈をいかし、自分の夢を叶えている女性たちの姿を見て、勇気をもらえた人も多いはず。「やりたいこと」「得意なこと」がちゃんと分かっていて、経験が豊富な40代は、「独立・起業に適している」と言えるかもしれません。

lumilyの記事が、「起業をしてみたい、興味がある」女性の背中を押すきっかけになれば幸いです♪

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