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futureおてつたびをカルチャーにするために
――今後の展望を教えてください。
おてつたびは、これから日本が直面する人口減少という社会課題に対して向き合ってる会社だと思っています。特に過疎地域はこれまで以上に人口減少の影響が顕著になっていくと思いますので、そうなったときに労働力として外から手伝いに来てくれる方がいらっしゃったり、地域のものを買い続けて経済を回してくれる方を増やすことで、少しでもそういう地域を次世代に残せるような社会インフラを構築したいんです。
今後は旅行に行くのと同じような感覚で、誰もが「知らない地域に行くの楽しいよね」と思っていただけるようなカルチャーを作ることにチャレンジしていきたいと思っています。
――カルチャーにするためには、何が必要だと思いますか?
認知度もすごく大事だと思いますが、カルチャーにするためには利用してくれる方々が増えることが必要だと思っています。そのためにも、地域にとっても旅行者にとっても「利用して良かった」と思ってもらえるサービスを作っていきたいですし、それがひいては認知されることにつながると思っています。
――最後に、日々大切にしている考え方を教えてください。
「Warm Heart, Cool Head」という言葉がすごく好きで。心はハートフルでありながら、事業を伸ばすためには数字と冷静に向き合って、何が必要かを見極めるということだと捉えています。両極端なことをどちらも大事にしているという、この言葉が好きですね。
おてつたびでも創業当初から、“ビジネスとしてのスケール”と“ソーシャルインパクトの最大化”の両輪をしっかり回すことを目指しています。世の中に良いことをやっているけれども事業として成立していないというのは違うと思いますし、逆も然りだと思っていますので、しっかり両方に向き合っていきたいですね。
新たな働き方や価値観が生まれるような、ビジネスの可能性をひしひしと感じるインタビューでした! 会社員でも週末や有給休暇を利用して参加できるおてつたびもあるそう。ぜひサイトを覗いてみては?
■おてつたび公式サイト
https://otetsutabi.com/