カリスマギャル・くみっきーから経営者・舟山久美子へ 人生を豊かにする“余白”の作り方

カリスマギャル・くみっきーから経営者・舟山久美子へ 人生を豊かにする“余白”の作り方

family2021年に第一子出産。舟山久美子流・家族円満マニュアル

――2019年に結婚、2021年に出産。育児はいかがですか?

とても大変で、基本全てが思い通りにいかないんですよね。ひとつの問題に対していろんな方向から解決策を何個も考えるというか。日々人間力を鍛錬している感じです。

――結婚や出産が仕事に影響を与えていることってありますか。

子育てや家事のせいにはしたくないですが、やっぱり時間が足りないですね。毎朝起きて、今日の時間をどうやって有効的に活用するかは考えますし、家族には自分の気持ちをきちんと伝えないと自分のやりたいことができないので、伝え方は特に気を付けるようになりました。

例えば子どもに対しては、寂しいと感じさせたくて仕事に出かけているわけじゃないので、「ママはこういう理由があって今日はお仕事に行くよ、〇〇くん(息子さん)のことは今日も大好きだし、帰ってきたらいっぱいぎゅーしようね」という気持ちをきちんと伝えます。主人にも子どもにも、仕事は私が笑顔でいるためにやっている必要なことなんだよ、と日頃から話していますね。

――TikTokを見ていると、お子さんだけでなく、夫婦仲の良さもすごく伝わってきます。仲良くいるための秘訣はありますか?

私がすごく気を付けているのは、相手を変えようとしないということ。子どもができると無意識のうちに、「こういう旦那さんでいてくれたら楽なのに」のように、理想の旦那さん像を作って相手に求めてしまうことってありますよね。特に今は会社もやっていて、「私はこんなに忙しいのに、なんでわかってくれないの?」と思ってしまったら、相手にいろんな攻撃をしてしまうかもしれない。

朝6時起床、夜10時就寝の生活は結婚後も引き続き?「はい、続けています。子どもができてからはより早く起きなくてはいけなくなったので5時半に起きて、そこから一時間、心と身体を整える時間を取っています」

相手を変えようとしないで、お互いの未来の理想像をいっぱい話し合うようにしています。そこが一致していれば、もしぶつかったときでも、「私達の未来予想図って、おじいちゃんおばあちゃんになっても手を繋ぐことだよね、だから手つなごう」とか逆算で伝えやすくなります。あとは、お互いに話を聞いてあげると、夫婦関係が良くなるなって最近よく思います。

――それは雑談を聞いてあげるっていうようなことですか?

そうですね。我が家の場合だと主人がゴルフ好きなので、「今日のゴルフどうだった?」って聞いてみる。私は興味なくても(笑)、本人が気持ちよく話してくれるだけで、私も幸せな気持ちになれるし、家族にもいろいろしてくれるようになります。意外と男性って気軽に話をできる相手がいなかったりするので、一番の味方でいるように心がけています。

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