美容と教育で輝く女性を創る 株式会社Mahalo代表・松井裕香

美容と教育で輝く女性を創る 株式会社Mahalo代表・松井裕香

life style母親も家庭以外の自己実現の場を持つほうが良い理由

――率直に伺いますが、育児と仕事の両立は可能だと思いますか?

両立という概念をどこに置くかにもよると思いますが、可能だと思います。そのためには、良い意味で完璧主義をやめることが必要です。絶対に手料理を食べさせなきゃいけないとか、家がキレイじゃなきゃいけないとか、洗濯物を溜めちゃいけないとか思うことを一切やめる。

――ご自身はどのように育児と仕事を両立してきましたか?

私の場合は、自分がストレスになることは無理にやらないようにしています。母親が好きなことをして家の中でご機嫌でいることがすごく大事だと思っていて。そこのマインドをキープすることを意識して、それ以外のものは全部手放しです。洗濯は休みの日にまとめてやったりしています。流しに洗い物を放置することもありますが、そういうことは自分の機嫌がいいときにまとめてやるようにしています。

――出産の前後でお仕事に対する向き合い方に変化はありましたか?

一切変わってないです。子どもたちはどんどん成長していきますよね。私たち自身もそうだったように、子どもは親の世界から、友達や外の世界へとその視野を広げていくものだと思います。そのような時に、お母さんが子どもの世界にだけとどまっていると、子どもたちの成長に置いていかれてしまうのではないか、という感覚を昔から抱いていました。

だからこそ、お母さん自身も自分の世界やコミュニティ、自己実現の場を持つことが大切だと感じています。もちろん、子どもと一緒にいたいという気持ちは強くありますし、子どもとの時間を大切にすることも大前提です。ただ、それと同時に、「私には私の人生がある」という考え方のもとで、仕事にも真剣に向き合っています。

――たしかに、子どもが産まれてから社会との断絶を感じて悩んでいる女性もいらっしゃいますよね。

女の人って、自分が一番にのし上がりたいとか思っている人は少ないと思っていて。それよりも自分がやっている仕事が役に立ったらいいなとか、この人のためになりたいなというところで活躍していくと思っているので、社会との接点がなくなるということは「何かのために」というところが夫や子どもになるわけじゃないですか。現在、40代と60代の女性が社会復帰をする割合が上がっているというデータが出ているそうで、一度家庭に入っても社会で活躍したいと思う女性が急増しているのです。

でも、こういう考え方って日本は遅れていると感じます。その結果、世界のジェンダーギャップ指数は先進国最下位。こういうことを言ってもわからない人はいっぱいいるから、会社を挙げて体現していきたいと思っています。

仕事をする上でのこだわりは?「自分の直感を信じること。メンバーやお客様、関わるすべての方に良い影響をもたらせるような決断をすること。リスクをポジティブに取っていくこと、ですね」

――今後の展望を教えてください。

私たちの会社は、輝く女性を創る会社です。私たちのサービスを通して、世の中にたくさんの笑顔を創っていきたいです。そして、社会での自己成長を通して、たくさんの人に良い影響を与えられる女性を増やしたいと思っています。

――最後に、日々大切にしている考え方を教えてください。

「Open Up Potential」、可能性をひらいていく、です。

 

マインドを向上させるヒントがたくさんちりばめられた松井さんのお話、いかがでしたか? 春に発売される新商品も楽しみですね!

■株式会社Mahalo公式サイトはこちら
https://mahaloresort.co.jp/

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