株式会社Mahaloの代表取締役・松井 裕香(まつい ゆか)さんにインタビュー。社員は全員女性という独特なMahaloのカルチャーから、松井さんの仕事への向き合い方について、幅広く伺いました。
【松井裕香プロフィール】
職業:株式会社Mahalo代表取締役/家族構成:既婚、子ども(11歳)
insta @yuka.mahaloinclove
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topics女性比率100%!組織運営のポイントとは
――株式会社Mahaloの事業内容を教えてください。
当社はヘアサロン、アイサロン、ネイルサロンの店舗を全国に展開しています。またヘアケア商品や女性に特化した商品の開発や販売にも力を入れております。
――インスタのほうで、春にサプリが出るというのを拝見しました。
ありがとうございます。2025年春には女性ホルモンに特化したサプリを開発しました。美容だけでなく健康課題にも着目したエンパワーメント事業を展開しています。ちなみに、社員は全員女性です。
――全員女性なんですか? どんな雰囲気なのでしょうか。
女性ばかりというとギスギスしているイメージをお持ちの方も多いと思うのですが、実際は和気あいあいとして、楽しく明るい雰囲気です。平均年齢は26歳ですが、新卒採用も積極的にしているので20歳から40代後半までと幅広い年代が活躍しています。
――それだけ幅広い層の女性をマネジメントするコツはありますか?
社員の層に応じて教育カリキュラムを作っており、新人向けはもちろん、年齢や層によって内容を変えて、アプローチを効果的にし、やりがいを創り出せるように力を入れています。内容もすべて自社で設計し、コンサル会社などを入れたことも一度もありません。私たちは理念をとても大切にしているので、理念を中心に置いたマネジメント教育をおこなっております。PDCAを回して社内でどんどん強化しています!
――教育プログラムはどのくらいの種類がありますか?
今パッと思い浮かぶだけでも、50パターンほどあるのではないかと思います。
――具体的にどのような内容を教えているのでしょうか。
内面教育がメインです。主体性を引き出すことや自分としっかり向き合うこと、他者に目を向けて他者を教育することができるようになること、あとはそれぞれのリーダーシップを開花させたりするプログラムがあります。
最近注目されていて、一番特徴的なのは「性教育」を取り入れたプログラムを行っていることです。女性ホルモンの知識や性病などについて伝えています。入社したばかりのメンバーに対して、自分のキャリアを選択できるような知識を付けてあげる、リテラシーを上げていくための取り組みです。今後は専門学校や外部への展開も考えています。