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work style誰もが輝ける組織を作るために必要なこととは?
――今株式会社Bridgeはどのくらいの規模の組織なのでしょう?
出社しているメンバーが35名くらいで、業務委託を含めると60名くらいの組織になります。
――組織作りで気を付けていることはありますか?
デジタルマーケティング業界はプレーヤーも非常に多くレッドオーシャンな業界で、プロフェッショナルな人材は起業してしまうことも多く、そういった方々には業務委託で入っていただいています。その一方で新卒や未経験の若手も採用しているので、当たり前ですが若手メンバーとプロフェッショナルなメンバーでビジネススキルの差が出てしまうんです。ですので、若手の育成の仕組み作りをして若手が輝ける組織でありつつ、プロフェッショナルなメンバーも面白いと思える組織にするということはすごく意識しています。
――若手を輝かせるためにはどんなことを?
任せていくことが大事だと思っていまして。今ですと新卒2年目のメンバーが一番大きいクライアントを持っていたり、中途で入った未経験の女性でも1年でマネージャーになる方がいたり、優秀な人には年齢関係なくどんどん任せていくというスタイルでやっています。
――坂本さんの今のビジネススタイルの基礎を作った経験を挙げるとしたら、どの時期の経験でしょうか?
やはり一度目のリクルートのときに、仕事に対するスタンスを学びましたね。結果にコミットすることや、クライアントワークのイロハを教えてもらいました。
社会人3年目くらいのときに、お客さんにすごく怒られたことがあって。当時は美容室がお客さんだったんですけど、「営業トークはうまいけどお店のことは全然考えていないね」とハッキリ言われたんです。自分としてはすごく頑張っているつもりだったんですけど、商品を売ることに必死で、心から課題を解決しようという視点が抜けていたんですよね。そんなふうに叱咤激励してくれるクライアントさんのおかげで、商品を売るのではなく、お客さんの課題を解決するためにはどうすれば良いのかを考え抜くスタンスが身に着きました。