株式会社トリビュー代表・毛迪 納得の美容クリニック選びができる世の中へ

株式会社トリビュー代表・毛迪 納得の美容クリニック選びができる世の中へ

life style経営にも自分の軸を持つ

――毛さんはご自身のライフイベントについては、今後どうしていきたいと考えていますか?

私の両親は中国出身なのですが、私が産まれて1歳ぐらいのときに「留学に行きたい」と二人で日本に留学に行ってしまったんです。だから私は1歳から5歳までおばあちゃんに育てられているんですね。そして留学が終わったら今度は「日本に住むことにした」と私も日本に連れてこられて、そこから日本に住んでいます。

でも、この生き方って、すごく自由じゃないですか。子どもが産まれても自分の人生を生きているなと思って。もし今後私に家族ができるとしても、同じように一人の人間として生きていくことを大事にしたいなということは、なんとなく思っていますね。

お仕事ルールとしては、「それぞれの人が得意なことをする」ことを大事にしているそう。「チームで仕事をしていくなら、それぞれが得意なことをしたほうが、本人もやりがいを感じるうえに成果も出せると思っています」

――今後の展望を教えてください。

事業としては、ユーザー数を増やすことが直近の目標です。現在トリビューのアプリは150万ダウンロードですが、3年以内に500万ダウンロードまで伸ばしたいと思っています。市場調査すると女性の40%くらいは美容医療に興味を持っていて、そのうち1年以内の施術を検討している人は1,000万人以上いるんですね。美容医療がそれほど珍しいことではなくなってきている中で今の150万ダウンロードって、まだ数%の人にしか使っていただけていない状態だと思っています。なので、将来的にはほとんどの人が当たり前に使っている状態にしたいです。

――それを達成するためには何が必要だと思いますか?

ひとつはプロモーションの強化です。SNS広告はもちろん、将来的にはテレビCMを打ちたい。美容医療を検討している人は10年前と比べると2倍になっていて、若い世代だと心理的な障壁が低い人も多いです。でも情報がないことによる不安だとか、価格が高いという印象がやらない理由になっている。さまざまな情報をオープンにすることが心理的な障壁を下げると思うので、よりリアルな情報を増やしていくことがサービスの目指す方向だと考えています。

――最後に日々大切にしている考え方を教えてください。

「“何とかしなきゃ”よりも“何とかしたい”を大事にする」。事業をやっていると、自分がやりたいということよりも、こうするべきであるとか、例えば株主や従業員の希望を叶えるためにこうしなきゃという場面が増えてきますが、全てに対応しているときりがないですし、全てに応えるのは、ある意味軸がないことだとも思います。だから、こうしなければいけない・こうすべきよりも、「こういう会社にしたいという自分の軸」を大切にしていきたいです。

 

今後ますます注目を浴びるであろうトリビュー。立ち上げの貴重なお話ありがとうございました!

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https://tribeau.jp/

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