フォロワー20万人を抱える国内最大級のペットメディアFLAFFY(フラッフィー)を運営する、株式会社FLAFFY代表取締役・廣田智沙さんへインタビュー。アパレル業界から転身し、ペット事業で起業した理由は? 経営者として大切にしていることとは? お伺いしました!
【廣田智沙プロフィール】
年齢:29歳/職業:株式会社FLAFFY代表取締役/家族構成:独身
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topicsヨーロッパで見たペットと人との関係性に感銘を受け起業
――株式会社FLAFFYの事業を教えてください。
「ペットと人の関係をフラットに」という理念のもと、ワンちゃんや猫ちゃんのメディア、ペットのイベントやアパレルなど、幅広くペット関連の事業を行っています。
――廣田さん自身、もともとアパレル業界にいらっしゃったんだとか。
そうなんです。beautiful peopleというパリコレにも出ているドメスティックブランドで、PRと経営の責任者をやっていました。そこから独立して、ワンちゃんのアパレルをやりたいという思いで始まったのが今の会社です。
――人からワンちゃんのアパレルに目が向いて、さらに事業にしようと思ったのは、どんな理由があるのでしょうか。
前職が海外進出もしている会社だったので、ヨーロッパの国との関わりも多かったのですが、その中で日本はペットと人との関係がすごく遅れているなという印象を受けまして。例えばドイツやフランスではペットショップが禁止になっていますし、ヨーロッパの国ではペットを家族という形でお迎えしている方が多いんです。一方日本ではまだまだ外で飼っている方も多いですし、アパレルも布がペラペラなものが多かったりする。もう少し日本もヨーロッパでのペットと人との関係性に近づいていけたらいいなと思ったのがきっかけです。
――もともと起業したいという思いはありましたか?
いえ、海外でのペットの価値観に触れあっていく中で、起業がありなんじゃないかということを思うようになりました。
とはいえ、もともとキャリアプランとして、将来家族や子どもができたときにも、いろんな選択肢の中から職を選べる母親になりたいと思っていて。立場は問わずとも、将来的に自分で職を選べるくらい自分にスキルをつけておきたいということは考えていました。なので、一社目もベンチャー企業ですし、二社目のアパレル会社もまだ整っていない状況の中ゼロから始めたりする経験を積めたので、独立にも挑戦できたのかなと思っていますね。