株式会社FLAFFY代表・廣田智沙 選択肢を持つ生き方をするための起業

株式会社FLAFFY代表・廣田智沙 選択肢を持つ生き方をするための起業

life style選択できる立場だからこそ自分に打ち勝つ

――お仕事をする上でのマイルールはありますか?

新しいことをやるときは、まずは自分でやるようにしていて。理由としては、自分でやってみないとその仕事の大変さや改善点がなかなか見つけにくいと思っているので、誰かに振る前に自分でやってみる。そして、その仕事に対するリスペクトや大変さを理解した上で、人に振るようにするというのがマイルールですかね。

――最近何か新しいことは始めましたか?

最近だとイベント事業を始めて、年に2、3回ほどイベントを開催しています。近いところでは11月にUUUMさんと共同で、お台場で3万人規模のイベントを開催する予定です。ほかにも猫ちゃん向けのメディアを始めたり。新しいことはどんどん出てくるので、日々私も挑戦しています。

猫ちゃん向けメディアを始めた経緯は?「中途半端な知識でやっても仕方ないと思って手をつけていなかったのですが、3年目で猫ちゃんのメディアをやりたいというメンバーが見つかって。こちらはそのメンバーのチームに任せているような形ですね」

――今後の展望を教えてください。

まずメディアはしっかりとフォロワーを伸ばしていくのはもちろんですけれど、お出かけに特化したものや猫ちゃんのメディアなどの新しい軸でも展開していきたくて、引き続き注力していきたい事業です。それとは別に先ほどもお話ししたイベント事業は、フォロワーさんとも関われる機会ですし、SNS上だけでは伸ばし切れないユーザーさんとも接点が持てると思っていて、オンラインとオフライン両軸のメディアがあることを会社の強みにしていきたいなと思っています。今まではオンラインが強かったんですけど、今後はオフラインも確立させて、FLAFFYが関係者全員にとっていろんな選択肢を提示できるような会社に成長していきたいなと思っています。

――廣田さんにとって、選択肢というキーワードが個人においても仕事においても大事なんですね。

たしかに。ワンちゃんとの関わり方とか、ライフスタイルでも自由に選択できる立場にいたいという思いは自分の中で大きいかもしれない。

――そういう意識はいつ頃から芽生えていたのでしょう。

中学生くらいにはあったかもしれないですね。テニス部で勝ちたいという欲がすごくあって。最初はすごく弱いチームだったのですが、男子テニス部の先生がすごい先生だったので、顧問になってもらえないか直談判をしにいったことがあり、そこから県大会で優勝できるようにもなりました。自分で選択して切り開いていくということは、中学生ぐらいから好きだったと思いますね。

――最後に日々大切にしている考え方を教えてください。

座右の銘ってなんだろうと考えたときに、これも部活の話になるんですけど、テニスのラケットに「克己心」というシールを貼っていて、それですかね。テニスって自分との戦いみたいなところもあって、自分に勝つというところは小さい頃から意識していたなと思っていて。

経営者って自由な反面、自分で律していかないといけないことがすごく多くて、そこで己に勝つことができるかどうかが大事だと思っています。さぼっちゃおうかなとか、新しいことをやると大変だからやめようかなとか、自分で選択できるからこそ、みんなのために会社のために頑張ろうといつも自分を奮い立たせています。

 

ペットと人との関わり方も変化しつつある今日この頃。廣田さんの事業の今後の展開も楽しみです!

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