辛い経験をバネに!失敗を乗り越えて成功した女性の起業エピソード4選

辛い経験をバネに!失敗を乗り越えて成功した女性の起業エピソード4選

自分の経験やアイデアをもとに起業し、成功をおさめる女性たち。ですがそんな女性たちに話を聞くと、「過去に失敗したことがある」というケースは実は多いもの。
そこで今回は、失敗を乗り越えて成功した女性の起業エピソードをピックアップ。起業のきっかけや、日頃から大切にしている考えなどもあわせて紹介します。

①株式会社Kavally代表・永谷佳代子さん

大学卒業後、大手メーカーでの勤務を経て起業した永谷佳代子さん。現在は表参道を中心に国内3店舗の飲食店を経営し、飲食店プロデュース、ホテルプロデュース、空間プロデュース、EC販売、催事展開、スイーツ卸し、ケータリングなど幅広く事業を展開しています。

起業→失敗をどう乗り越えた?

新卒で入った会社を1年ほどで辞め、25歳で「世界一ワクワクする、女子会の最高峰のお店を作りたい」という思いで飲食店をオープンさせた永谷さん。ただ最初の2年ほどはお店はまったく流行らず、人件費を少しでも減らすため、永谷さん自身が現場に出る毎日だったそう。

そんなとき、「自分にしかできないことは何か」を考え直し、「自分と似た価値観の女性が喜ぶお店を作ろう」と決心。それまでクールな雰囲気だった店内のインテリアを大幅に変更したのだそう。お店の壁に花をつけたりと、SNS映えするお店作りが功を奏し、そこから一気に予約の取れない人気店に。

永谷さんが大切にしている考えとは?

「上しか見ない」ことを意識し、現状に安住せず日々成長し続けたいという永谷さん。
また「経営者としてもっとも重要なことはメンタルの安定である」と考え、メンタルを良い状態に保つため、人間関係などでマイナスな要素をすべて排除することも大切にしているそう。

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自分の意志を貫き、思いを実現させる行動力がずば抜けた永谷さんの記事はこちらをチェック!

②株式会社WORKPASS取締役・蕭圭織さん

ゴールドマン・サックス、外資系資産運用会社での勤務を経て独立した蕭圭織さん。その後旅行会社の立ち上げや英語の事業などに携わり、現在は「体験入社」をテーマにしたバイトの求人アプリの9月のローンチに向け、多忙な毎日を過ごしています。また、2人のお子さんを育てるワーキングマザーでもあります。

起業→失敗をどう乗り越えた?

2社目の外資系資産運用会社勤務時代に、副業として旅行系の仕事を始めた蕭さん。そして会社が日本撤退になったタイミングで独立し、旅行系の会社を立ち上げたものの、起業直後にコロナ禍に突入。事業をストップせざるをえない状況になったそう。
しかしそこから英語の事業にシフトし、友人と本を出版し20万部弱の売上を記録。当時はコロナ禍で外出自粛が求められ、自宅で英語学習をする人が急増したこともあり、時流にうまくのれたことが成功の鍵のよう。

その後「子育てをしながら働きやすい環境を作りたい」という思いから、夫婦で現在の会社を設立したそうですが、そのときそのときの状況やニーズを素早く察知し、行動に移せることが蕭さんの強みといえそうです。

蕭さんが大切にしている考えとは?

「やらぬ後悔よりやる後悔」を人生のモットーにしている蕭さん。一度きりの人生、周囲の目を気にせずやりたいことをやることが大事といいます。

また「雨垂れ石を穿つ」(どんなに小さなことでも根気よく続ければ成功する、という意味)という言葉も意識しており、「一度やると決めたことは最低でも3年間は続ける」と決めているのだとか。

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③株式会社Medi Blanca代表・横山佳野さん

長年看護師として経験を積み、ベビーシッターとして働くなどした後、医療的ケア児や障がいを持った子どもとその家族に寄り添う、小児専門の看護師のケアリングサービス「ソイナース」を立ち上げた横山佳野さん。サービスは東京都23区内を中心に0~18歳までと幅広い年齢の子どもに対応。

起業を考えた背景には、「看護師の働く環境を改善したい」という思いがあり、「全ての子どもとその家族と看護師さんたちが健やかに生きる社会作り」を目指し、事業を運営しているのだそう。

起業→失敗をどう乗り越えた?

起業して1期目の頃はほぼ一人で事業を行い、2期目から少しずつ人を増やすとともに、仕事も増えていったという横山さん。ただ仕事が増えても入金はサービスの利用後2カ月後ということもあり、資金がショートしそうになったことも。さらに雇ったスタッフとの意思疎通もうまくいかなくなり、心が折れそうに。

しかしあるとき「ひとつひとつやるべきことをやり、乗り越えていくしかない」と気付き、自分の中のスイッチがピッと動いた感覚があったそう。それからは、どんなに辛いことがあってもポジティブに変換できたり、動じなくなったとのこと。

横山さんが大切にしている考えとは?

幸せになるために自立をして、かつ自分を応援してくれる人たちに思いやりや感謝の気持ちを持ち生きることを大切にしているという横山さん。また幸せでいるためには心身の健康も大事だと語ります。

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社会的課題の解決に日々取り組む横山さんの、仕事への熱い思いが伝わる記事はこちらをチェック!

④鰹節伝道師・永松真依さん

鰹のブルーで全身のコーディネートをする永松真依さん。

鰹節の魅力を世の中に伝える“鰹節伝道師”として活躍する永松真依さん。国内外から多くのお客さんが訪れる人気店かつお食堂の店主であり、鰹節に関する講演やイベント、講師をするなど幅広い活動に取り組んでいます。

起業→失敗をどう乗り越えた?

はじめのうちは鰹節屋で働きながらバーを間借りし、週2回程度かつお食堂を営業していた永松さん。そのうちお客さんが増えたこともあり、2019年の8月に鰹節屋をやめて独立。かつお食堂の営業日を週4回程度に増やすとともに、店を移転したのだそう。

しかし独立してリスクを負う状況になりプレッシャーがかかり、スタッフに強く当たってしまうことがあったとか。その結果スタッフが辞め、永松さん自身も「店を辞めたい」と思ったこともあったといいます。

ただそれから少ししてコロナ禍になり、お店の営業が難しくなる一方でプレッシャーからは解放。お店のことや鰹節の魅力について考え直す機会ができ、お客さんの意見などを参考に小さなことから改善していったそう。

その後かつお食堂は「日本の食文化を伝えるお店」として評価され、ミシュランガイド東京のビブグルマンに2022年・2023年の連続で選出されました。

永松さんが大切にしている考えとは?

「愛がすべて」と考え、何かを判断するときも「愛があるかどうか」を基準にしている、という永松さん。そこで「愛がないな」と感じた人とは、一緒に仕事をするのをやめる、ということもあるそう。また自分自身も「愛を持てる」ことや人とだけ関わることで、迷いがなくなったとか。

【永松さんの起業エピソードを詳しく見るなら】

永松さんの鰹節への愛がひしひしと伝わる記事はこちらをチェック!

まとめ:辛い経験をしたからこそ今がある

いかがでしたか? 一見華やかに見える女性起業家ですが、人知れぬ失敗や苦労の経験があり、そういったことを乗り越えたからこそ今がある、ともいえそうです。また起業をする上で、ピンチをチャンスに変えられるメンタルの強さやしなやかさは必須、とあらためて感じますよね。

lumilyの記事が起業のきっかけになったり、仕事でうまくいかないときの心の持ち方のアドバイスになれば嬉しいです♪

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