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life style一人で生きる、から、二人で生きていくへ
――寺田さんは先日(11月23日)ご結婚を発表されましたが、もともと結婚願望はあったのでしょうか?
なかったんですよ、全然。こんなこと言っていいのかな…今も結婚願望ありますかって言われたら、「いや…」っていうのが正直で(笑)。結婚って何だろうって、いまだわかってない部分はあるかもしれないです。
――でもその中で結婚を決めたのは、どんな理由だったのでしょうか。
彼は「結婚願望がある」と言っていたこともあり、出会ってすぐのころ、結婚ってなんだと思っているかを聞いてみたんですよ。そうしたら、「誰かと一緒に生きていくことだよ」って言われたんですね。それになるほどって思って。
私、今まで一人で生きてきちゃったから。フリーランスになって、仕事はもう営業から事務作業から本番から何もかも全部、一人で10年ぐらいやってきたんですね。「一緒に生きていくことだよ」って言われたときに、一人じゃないっていう感覚があるんだっていうことに初めて気付いて。一人でこれからどうしていくか考えなくていい世界線もあるんだって初めて気付いたときに、それっていいなって思ったんですよね。「自分一人で頑張っていく」ということはある程度やったから、「誰かと生きていく」をしてみたいなって思ったというか。なので、それを実現するために結婚が必要なんだったら、しようっていう。
――その気持ちが固まったのはどのくらいでしたか?
逆に早かったかもしれないです。「この人と生きていきたい」って思ったときに、私の中でそれがもう結婚とどこか結びついてたので。
――今後の目標などはありますか?
正直、あまり上手く持てていないっていうのが素直な気持ちです。今まではどこか仕事のために自分が存在しているくらいの感覚があったんですが、二人の人生がベースにあってそのために仕事をするっていう感覚に慣れていなくて。諦めることも出てくると思うんですよ、ときにはできない仕事が出てきたりとか。今はどんなことができて、これからはどうしていきたいっていうのを、徐々に見つけていけたらいいかなって思ってますね。今までって仕事の目標をずっと立て続けてきた人生だったんですけど、目標を立てない人生もあるんだって、今初めて気付いた状態。だから不思議な感覚ですね。
――最後に、日々大切にしている考え方を教えてください。
日本人ってよく「すいません」って言うじゃないですか。自分の中でそれを「ありがとう」に変えるっていうのをいつも大事にしています。あとは謙遜とかもそう。「それ可愛いね」って言われたら「いやいや、そんなことないよ」とか。「これどうぞ」に対して「すいません」とか。相手がやってくれた行為をどこかで否定してるような感覚があって、すごくもったいないなって。
お互いハッピーな言葉をかけ続けることで、ハッピーな言葉がどんどん循環していくんじゃないかなと思っていて。私は、相手がしてくれた行為を否定したくないので、褒めてくれたら素直に「ありがとう」って言いたいし、自分も人に対して好意を素直に伝えていくっていう、その素直さみたいなことは心がけてますね。相手にも自分にも素直にいようということは思ってます。
結婚までの貴重なエピソードも語られた寺田さんのインタビュー、いかがでしたか? 新しい人生を歩む寺田さんの今後の活躍にも期待です!
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