社長・川真田紘子 現場主義を貫くために選んだ「私なりの子育て」

社長・川真田紘子 現場主義を貫くために選んだ「私なりの子育て」

life style一般的なお母さんかどうかは気にしない

―― コロナが落ち着いたらまた海外行きたいとか考えたりしますか?

まずは仕事のほうを頑張りたいですね。

―― 仕事と子育て両立させたいっていう感じなのでしょうか?

うーん、仕事と両立は難しい。私の場合は仕事がしたいから、そのためにほかのことをどうするか、どう関わっていくかっていう。家庭も子供ももちろん大事なんですけど、やっぱり仕事諦めきれなくて。

それに子供のことは大好きなんだけど、べったり一緒にいるっていうよりも、要所要所で大切なこととか、自分の考えや思いを伝えていきたいと思ってて。仕事は自分が主役だけど、子供の人生は子どもが主役じゃないですか。生まれた時点で子供には子供の人生がスタートしてるから、私のものでもないし。

川真田紘子(ここす)さんのマタニティーフォト。

Instagramより。マタニティーフォトも撮影!

最初はね、べったり一緒にいるのがいいんじゃないかとか、仕事してていいのかなとか、いろいろ悩みもあったんです。でも世の中の一般的なお母さんかどうかっていう基準とかは一度気にしないでおこうって心の中で誓いました。私にしかできない子育てだったり、私にしかできないやり方を、自分が正解だと思えばそれでいいのかなって。いろんな目とか評価とか、もう今はあんまり気にしない。

―― それでもやっぱり、これまでの仕事プラス子育てと、どうしてもやることが増えると思うんですが、どうやってこなしてるんですか?

今は時間割みたいにして、結構きっちり一日のタイムスケジュールを決めてやってます。今日も朝、離乳食の野菜をあっためてる間にこれして、この間に子供送迎して、とか。うまくスケジュール管理をしてます。スケジュール管理が一番大事かもしれないです。前みたいになりゆきで予定いれないところは、子供産んでから変わったところかも。

future一生現場主義!ワクワク感を忘れない

―― ここすさんの今後の展望みたいなものはあるのでしょうか?

私は今会社の代表なんですけど、ずっと現役でいたいっていうのはありますね。組織を作ることも大事だと思うんですけど、現場に出て物件見に行ったりとか、自分が関わって一個一個やっていきたい。会社をやっているとスケール感を大きくしていきたいっていう考えの人が多いと思うんですけど、私は自分ができる範囲で、地に足のついた仕事をやっていきたいなっていうのが強いです。

―― 一生現場主義!その気持ちって、どこから来るものなんでしょう?

自分がやりたいと思うか、自分の気持ちとか、常に自問自答して、自分がワクワクすることを選んでいるからですね。他者からの評価よりも自分が何をしたいか。主体的に生きるっていう考え方を大切にしてます。楽しいことは夢中になれるし、一生懸命になれる。

―― ちなみに子育てにもワクワクする気持ちって感じます?

ありますよ!やっぱ成長を見るのは楽しいですね。昨日できなかったことができるようになったりすると、この子も生きてるんだとか、この子も成長してるんだとか思います。

社長に母にと大忙しなここすさん、とっても生き生きした明るい笑顔が印象的でした! 自分がワクワクすることを大切にするという考えも、選択に迷ったときにぜひ参考にしたいですね。

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