夢は世界征服!AIを活用し子どもに誇れる大きなサービスを作る 株式会社ビースポーク代表・綱川明美

夢は世界征服!AIを活用し子どもに誇れる大きなサービスを作る 株式会社ビースポーク代表・綱川明美

life style子どもに誇れる仕事を…出産で目標への解像度が上がる

――仕事をする上でのこだわりを教えてください。

子どもに誇れる仕事かどうかということです。儲かるけど誇れない仕事は受けないようにしています。子どもが将来大きくなったときに、「これ僕のママが作ったんだよ」と言えるような大きいサービスを作りたいと思っているので、それにつながる仕事をなるべく選ぶようにしています。

――「子どもに誇れる仕事を選ぶ」というのは、子どもが生まれてから芽生えた意識でしょうか?

おっしゃる通りです。それまでも「世界征服」、つまり、私たちが作ったサービスを世界中の人々に使ってもらいたいという思いはありましたが、まだ漠然としていました。子どもが生まれてからは、世の中の役に立つ仕事であることの重要性を強く感じるようになり、子どもにもそうした仕事に就いてほしい、あるいは作り出してほしいと思うようになりました。出産を経て、目標への解像度がぐっと高まったと感じています。

仕事のこだわりはもうひとつ。「なるべく無駄がないように物事を進めることです。余計な打ち合わせをしないとか、人間じゃなくても良い作業は自動化を進めるとか。無駄が発生すると子どものお迎えに間に合わなくなってしまいますから」

――今後の展望を教えてください。

やっぱり創業当初から変わらず、世界征服ですね。せっかく仕事をするなら思いっきり大きいことをやりたいと思っています。歴史の教科書に名前を載せたいということではなくて、今までなかったものを自分で作って、それによっていろいろな方がベネフィットを受けられることにすごく興味があります。

――最後に日々大切にしている考え方を教えてください。

「ないなら作ってみる」。まさに今の事業の原点にもなっています。小さい頃ってみんなこのスタンスだったと思うんです。おもちゃを買ってもらえなくて、自分で工作して作った経験は誰もがあると思います。お店で美味しいものを食べて、似たようなものを自分で作ってみたりするのも同じです。だから、誰しもが持っている要素なんですよね。でも大きくなるにつれて、どんどん薄まってしまう。なので、わが社ではなるべく、思い描いたものをカスタマイズして近いものを作ったり、まるっと作ってしまったり、ないものでも作ってみるという姿勢を大事にしています。

――綱川さんの場合、金融業界を経験したり、起業や出産もして。社会に出たての頃の自分と今の自分は、変わったと思いますか?

スタンスとしてはほとんど変わっていないと思います。自分の仕事観はそんなに変わっていません。ただ、社会に出たばかりの頃は家族がいなかったので。出産を経験して、生きていく上で仕事以外にも大切なことが新たに加わりましたね。みんなに喜んでもらえるような仕事が大事だとか、誇れるような仕事をすべきとか、家族との時間を大事にできるような働き方をすべきとか。出産を経て大きく変わったと思いますね。

 

仕事にも育児にも、自分なりの軸がしっかり通った素敵な女性でした! 残念ながらインタビューには載せられませんでしたが、息子さんも想像の中で会社を経営して遊んでいるというほっこりエピソードも♡

■株式会社ビースポークの公式サイトはこちら
https://www.be-spoke.io/

1 2 3 4 5

ranking