株式会社Sworkers・坡山里帆 私が起業で叶えたいこと「ルールをつくる、女性をふやす。」

株式会社Sworkers・坡山里帆 私が起業で叶えたいこと「ルールをつくる、女性をふやす。」

futureいつか変わるより、今こそみんなの手で変えていく

――今後の展望を教えてください。

女性起業家の皆さんとともに、「ルールをつくる、女性をふやす。」ことを実現していきたいと考えています。何百人もの女性起業家を増やすという単なる数の目標ではなく、女性が持てる力を存分に発揮し、仕事でのびのびと挑戦できる環境を築くことを目指しています。”Project:F”のステートメントにも書きましたが、「いつか変わる」のを待つのではなく、「今こそ私たちの手で変えていく」という想いを、より多くの人に届けていきたいです。

仕事をする上でのマイルールは?「とにかくスピード。ちょっと抜けているところもあるかもしれないですが、やっぱり時間は有限なので。その中で何をいくつできるか、早ければ早いほど決まると思っています」

――最後に日々大切にしている考え方を教えてください。

「等身大で生きること」「フェアネス」を大事にしています。等身大でいるというのは、経営のプロでなくても挑戦できるし、うまくいかないことがあっても、それを受け入れながら前に進んでいくということ。自分らしさを大切にしながら、誠実に向き合うことを意識しています。フェアネスに関しては、仕事でもプライベートでも、公平であることを重視しています。自分が納得できないことはやらないし、不公平だと感じたことにはしっかり向き合って話し合うようにしています。どちらか一方に偏りが生じないよう、公正な関係を築くことが大切だと思っています。

そしてもう一つ、大切にしている言葉があります。「仕事の報酬は仕事」。これは、良い仕事をすれば次のチャンスにつながるという考え方です。たとえ雑巾掛けでも、一つひとつ丁寧に取り組み床をピカピカにしたら、「あの人に何かやらせてみよう」とチャンスが回ってくる可能性が増えると思います。実際に、私自身も学生時代に同世代のスタートアップ起業家の方々とのSNSなどで交流を楽しんでいたことがきっかけで、藤田ファンドに抜擢されるという機会に恵まれました。どこでどんなチャンスが生まれるかわからないからこそ、常に全力で取り組むことを心がけています。

 

起業についてますます身近に感じられる坡山さんのインタビュー。”Project:F”内のFemale FoundersDoorの第一期の募集は終了してしまいましたが、夏頃に第二期の応募が開始されるそうです。Female Founders Door参加者の日々のSNS投稿にも刺激を受けること間違いなし。X上で、#ffd#ffd001で検索していただきぜひ投稿のチェックを!

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https://pj-f.jp/

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