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work style意志のある人が活躍できる社会にするには?
――どういった経緯でこの事業を始めたのでしょう?
もともと私自身は新卒でリクルートに入社しゼクシィという結婚情報誌の営業をやっていて、会社を辞めた後はベトナムとシンガポールにそれぞれ2年ぐらい住み、そちらでもウェディング系の事業の立ち上げをしました。アジアの方たちは写真が大好きで、道端で前撮りの撮影をしているのもよく見かけるのですが、日本も撮影のための渡航先として人気で、どこでどんな写真が撮れるかという情報をお伝えしてご案内するというようなことをしていました。例えば、北海道に行ってラベンダー畑で撮影したりするというものが人気でしたね。そこから派生して、どんなフォトグラファーさんがどういう写真を撮っているのかがわかるサービスがあるといいなと思い、今のサービスの開始につながりました。

ベトナムとシンガポールを選んだ理由は?「ちょうど先輩が事業を立ち上げるところで、視察旅行という名目で訪れたときに、これから盛り上がっていく熱気がありつつも女性の職の選択肢が少なく、何かできそうというイメージが湧いたので」
――もともと何か事業をやりたいという気持ちはあったのでしょうか。
そうですね。私はもともとシリアで生まれて中学時代はドバイで育ったのですが、貧富の差が激しい場所でした。だからこそ、裕福かどうかに関わらず、意志のある人がもっと活躍できる仕組み作りにずっと興味があったんです。その思いとアジアでのウェディングフォトの経験が線で繋がって、腕があればフォトグラファーさんも世界中で活躍できるはずだと考え、今の事業をやっています。
高校生までは漠然とNPOなど社会に貢献できる仕事をイメージしていたのですが、大学でベンチャー企業にインターンをしたことがきっかけで、ビジネスで世の中を良くしていくことができるんだと知って。当時は学生団体で活動したりもしていました。
――学生団体ではどんなことを?
フリーペーパーを発行したり、イベント運営をしていましたが何かとお金がかかるんですよね。営業も何もわからずに始めたので、スポンサーを集めたり、イベントにお客さんを集めたり、自分でなんとかしなければいけないので、大変なことを進んでやっていこうというマインドはそこで培われました。
――そしてその後すぐに起業したわけではなく新卒でリクルートに。
最初から「3年で辞めます」と言って入社しました(笑)。ただ環境がすごく良かったので、そこでビジネスの基礎を学べたと思います。3年で辞めると決めていたからこそ、その間に結果を出さなければとは強く思っていて。積極的に目標の売上を取りに行き、2年目で年間MVPを取りました。3年目ではリーダーを経験させてもらって、周りの人たちの後押しもあり成長できた期間だったと思います。