life style健康が一番の資産。健やかな人生を送るために

――横山さん自身、今後のライフイベントはどのように想定していますか？

私は一度結婚していて、そのときに不妊治療をしていたことがあって。それまでは結婚して子どもがいて幸せに暮らしていくのが当たり前のように感じていたのですが、不妊治療を経験して、子どもができない可能性もあるんだということに初めて気付きました。子どもがいなくても自分の人生をもっと楽しむ方法を考えなきゃいけないと思ったことも、起業の動機のひとつになったかもしれないです。

もちろん自分の人生に子どもがいたら嬉しいなとは思うけど、もしいなくても今関わっている子どもたちや、そのきょうだい児がちゃんと成長できるようにサポートしていけるような人でありたいなと思いますね。

横山さんは昨年卵子凍結も実施。「採卵までも大変でしたが、採卵自体もすごく痛かった。凍結したからといって必ずしも子どもができるわけではないから、あくまで選択肢のひとつだと考えています」

――今後の展望を教えてください。

Medi Blancaは「全ての子どもとその家族と看護師さんたちが健やかに生きる社会を作る」というのを目指していて、「健やか」がテーマなんですね。これは私の人生の目標でもあって。このサービスを必要とする人たちにきちんと届けられるようにしていきたいですし、自分自身も健やかで周りの人たちも健やかであるようにしたい。今は子ども専門のサービスですが、いずれはそれ以外にも健やかにちなんだサービスを展開していきたいと思ってます。

「健やか」っていう言葉を調べると、心身ともに健康な状態という意味なんです。看護師時代に健康じゃない人をたくさん見てきたからこそ、健康であることは何よりも一番重要だなと思っていて。体も心も健やかでないと、人を妬んだり、自分の利益ばかり考えてしまう。それは健やかじゃないなと思うので。自分だけじゃなく周りの人たちも健やかになれるようにしたら、もっと平和になるのではと思っています。

――最後に、日々大切にしている考え方を教えてください。

「人は幸せになるために生まれてきた」という言葉を聞いたことがあり、だからこそ幸せになるために自立をして、かつ自分の味方や応援してくれる人たちに思いやりや感謝の気持ちを持って生きることを、私は日々大切にしています。やっぱり健康に勝る資産はないので、心身ともに健康でいられれば人生幸せでいられるんじゃないかなって思いますね。

ちなみに、横山さん自身の健康習慣は「週２の運動」と「毎日の入浴後の冷水シャワー」だそう。心身の健康、意識していきたいですね！

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