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futureシングルマザーに仕事を与えることは天命
――モチベーション高くいられるコツなどはあるんでしょうか。
私は逆に現状に満足できる人がうらやましくて。「この辺でいいよね」と思えたり休める人はすごくうらやましいです。人のため、世の中のために、社会的な弱者のためになりたいという気持ちが強すぎて、終わりがないんですよね。だって、まだ困っている人がいるじゃないですか。うちの会社ではまだ180人しか雇えていない。まだ何もできていないと思ってしまうんです。周りを見ればまだ自分が助けられる人やお役に立てる人がいるから、それに向かって走っているというだけですね。
――その助けられる人の中でも、シングルマザーというところへのこだわりは強い?
強いですね。シングルマザーって本当に困った存在なんです。お金がないし時間がないし、余裕がないから「どうせ私なんて」と思ってしまったり、周りのせいにしてしまったりして、必ずしも全員が前向きじゃないんです。そういう人ももっと稼いで強くなって、子どもにお金を与えられるようになったらもっと良くなるんじゃないかということをずっと思っています。彼女たちが今後どうなっていくのかが心配で仕方ない。救いたいというとおこがましいですが、お節介をかけたいんです。

「私もお肉が買えなかったり食べるものがなかったという経験があった。うちの会社で働いている人から、子どものランドセルが買えるようになったとか、高校行かせられたという連絡をもらうと、まだまだ助けられる人がいると思ってしまいますね」
――今後どんなふうに仕事をしていくと思いますか?
絶対にぶらしたくないのは、シングルマザーに仕事を与えるということ。私はこれが天命なのかなと思っています。SNS運用代行じゃなくても、何の仕事でもいいと思っています。かつてオンラインキャバクラというものをやったことがあるんですけど、お金がある人からもらって、ない人に渡すというビジネスモデル。SNSの運用代行も一緒で、お金があるところからもらって、ない人に仕事を作るというもの。これは絶対に一生かけてやっていきたいことです。正直まだまだすべてが足りないんですよ。売上も足りてないし、自分の器も何もかも足りない。本当に終わりがないですし、気持ちが落ち着く日は来ないですね。とにかくもっと人の役に立たなければといけないと思ってるので、まずはこの会社を日本一のSNSの運用会社にして、10億規模の売上を目指していきたいと思っています。
――最後に、日々大切にしている考え方を教えてください。
先ほどもマイルールのところで話しましたが、「うまくいくのは全て周りのおかげであって、うまくいかないことは全部自分のせい」です。うまくいき始めると調子に乗っちゃうじゃないですか。でも私自身は無力であって、本当に周りの人たちのおかげでこの結果が作られているので。周りにいつも感謝を伝えるようにしていますし、なにかあったときもすぐに頭を下げられるようにしておきたいと思っています。
――すごく謙虚な姿勢を貫かれていると思うのですが、どうしてずっと謙虚でいられるのですか?
謙虚でいようと思っているわけじゃなくて、本当に周りのおかげがあってこそで、自分が何かを頑張ったということも本当にないんですよ。築き上げたものじゃなくて築き上げていただいたものですし。周りにたくさんの人がいてくださるのも、自分の魅力や人徳ではなく、面倒見がいい人が集まってきているからで。本当に本心で周りのおかげだと思っていますね。
穏やかな口調から、熱意のこもったエピソードがたくさん飛び出してきたあいめこさんのインタビューでした。シングルマザーの方、手に職を付けたい方は、ぜひ参考にしてみてください!
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