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life style資金分配する側にまわり世の中を良くしたい
――今後の展望を教えてください。
今、世界的にお金の総量が増えてきているという状況があって、投資家サイドにお金が集まってきていて、一般的な投資先がなくなってきています。そうなると次は社会を良くしていく方向にお金が使われると思うんですね。戦争を減らしたり、中間層を育成して消費行動を促したりすることで、事業実績が上がり投資の効果が出てくるようになります。ということは、投資機関が財団を持つようになると思っていて。そういった財団の運営に携われるようになりたいと思っています。
性教育の知識を広めていくにしても、ただ性教育だけをやればいいわけじゃなくて、人とのつながりを作る必要性とか、学校側の準備や人の問題もあります。それらがうまくいっていないのは、非営利系の団体にお金が回っていないからだと思うので、資金分配をする側になりたい。そこのオフィサーを担えるぐらいの知識をつけておきたいなと思います。

「会社の代表として生きていると、子どもを産むことが制度的に想定されていない。これからの社会では、経営者女性が子どもを産み育てるための新しい方法を見つける必要性も感じています」
――最後に日々大切にしている考え方を教えてください。
以前は「微力だけど無力じゃない」だったんですけど、最近は「相手には相手の事情がある前提で生きる」ですかね。それができなくて起きている争いが一番多いと思うんですよね。個人間のことで言えば、お互いに楽しい時間を過ごしたいはずなのに、どのくらい連絡を取りたいかでどちらかが寂しい思いをしてしまったり。国の話で言えば、その国での常識と、対立している国での常識や伝えられている歴史が違うことがもとになって戦争が起きたりしています。でも基本的にみんな戦争はしたくないと思っているはずだから、ゴールを共有してお互いの事情を理解することによって、争いが減るんじゃないかなと思っています。
――鶴田さんに限らず、行動の原理に「世の中を良くしたい」と考える若手起業家の方が多いような印象があるのですが、ご自身はどうしてそのように考えると思いますか?
そうですね、私は自分が生きることに興味がないんだと思うんですよ。もともと自殺しようとしたこともあって、その前もすごく楽しいと思いながら生きていたわけじゃなくて。そんなに生きることに関心がないんですよね。そうなると、自分の人生には数百万円あったら生きていけるけど、それ以上のお金はいらないなと。1億円稼いでも自分の何に使うんだ、みたいな気持ちはひとつあります。
もうひとつは単に戦争や事件があったら悲しいなと思うんですよね。そういうのはないほうがいいし、そのために世の中を良くする仕事が社会的に求められてくると思っています。その上で、自分のやりたいことならやってみたらいいんじゃないか、という感じですね。
社会課題に取り組む鶴田さんのお話、とても考えさせられました。1,500円から寄付で参加できるというのも、とても興味深かったです!
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