日本と海外をつなぐ架け橋に 都築学園グループ副総長・都築明寿香の学校経営

日本と海外をつなぐ架け橋に 都築学園グループ副総長・都築明寿香の学校経営

life style人生いいときもあれば悪いときもある

――仕事をする上でのこだわりやマイルールはありますか?

気をつけているのは、経営者として大局観を失わないこと。経営していると目先のことに振り回されやすくなるため、そういうときに「ちょっと待て」と。これは何のためにやっているのかという本質を自分の中で問い直して、もともと自分が掲げているビジョンや思いを忘れないようにしています。過去にはそういったことを見失い、迷子になりそうになったことも経験したので、大局観はものすごく大切だなと感じています。

習慣的なことでいうと、瞑想すること。無の状態を作るということを長年意識しています。朝や夜の5分だけの短い時間でもいいので必ずやるようにしています。

――どんな感覚なんですか?

瞑想をすることで、時間や情報、形などの固定概念に囚われない状態になります。自分の存在は宇宙のほんの一部でしかないことを再認識できて、頭がリセットされるんですね。今世のミッションや大局観を俯瞰する上でも、無の状態になるということは大切だと思っています。なかなか何も考えないって難しくて、オススメですよ。

――今後の展望を教えてください。

日本だけではなくて、海外にも教育事業を展開していきたいと考えています。特に日本の良さを世界に発信していけるような教育コンテンツを広めていきたい。そのためにもインドを始めとするアジア諸国を中心に今も走り回って準備をしているところです。

この取材の数日後にも、ニュージーランド、ポーランド、アメリカ、インド、タイ…と各国を訪問!

そして、リンデンホールスクールの生徒にも、世界に飛び立っていってほしいと思っています。今年もアイビー・リーグ(アメリカの有名私立大学の総称)や英国ケンブリッジ大学に合格している生徒もいて、どんどん先輩の後に続いてほしいですね。日本と海外の架け橋になれるような、国際舞台で活躍できる人材を今後も情熱をもって輩出していきたいです。

――最後に日々大切にしている考え方を教えてください。

座右の銘は「亜流のすすめ」。常に王道を行くというより、自分で亜流の道を作って、そこを突き進むことが自分の生き方にあっていると思っています。

あともうひとつ大切にしていることは、先ほどの瞑想とも関わってくるんですが、陰と陽のバランスを常に意識すること。人生には必ず陰陽、つまり吉凶があって、いいことがあれば悪いこともある。特に悪いことが起きた時のインパクトを軽減できるよう意識して生活しています。具体的には、陰陽はプラスとマイナスの関係ですから、ポジティブに物事を捉えたり善行を積極的にしたりして、プラス面が増えるよう意識して生活しています。経営者の方は陰陽のバランスを意識されてる方が多いと思いますよ。だって、人生も経営もいいときばかりじゃなく、必ず苦しいことやつらい時があるものだから。

 

ルミリーで教育関係の女性経営者に取材するのは初の試み。経営者として、教育者として、女性として、様々な視点でのお話がお伺いできたインタビューでした!

■都築学園についてはこちら
都築学園グループ公式サイト
https://www.tsuzukigakuengroup.com/
リンデンホールスクール公式サイト
https://lindenhall.ed.jp/highschool/
(都築さんが学長を務める)日本経済大学公式サイト
https://www.jue.ac.jp/

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