プロフィールは必要ない。“ここす”の前を向く人間力 株式会社BLANClarity.代表・川真田紘子

プロフィールは必要ない。“ここす”の前を向く人間力 株式会社BLANClarity.代表・川真田紘子

life style失敗は悪ではない、悩む時間がもったいない

――「大事なことを決めるときに自分の中の判断軸はありますか?」という質問が先日のイベントでもあったと思いますが、行動する前に迷いが生じることはないですか?

いや、ないですね。迷いがないということはないと思うんですけど、考えたところでやってみないとわからないので。基本的に、ぐるぐる悩んで結論が出るということはないと思っています。だから悩む時間がもったいないと思っちゃう。人生はなれるようにしかならないので、「失敗したらどうしよう」とか「これが不正解な道だったらどうしよう」とはあまり思わないです。「失敗してもまた乗り越えればいいじゃん」と思っているので。

そもそも、停滞しているということがあまり好きじゃない。頑張って行動を起こしているというよりは、行動を起こせなくて悩むっていうこと自体ができないのかもしれない。とにかく行動しちゃいますね。

このインタビューはルミリートークイベントの日に収録。隣で取材を聞いていた愛沢えみりさんが「ここす(川真田さんの愛称)はマグロだよね、止まったら死んじゃうの」と一言。これには川真田さんも同意していました(笑)。

――でも、やってみて「これ失敗したな~」と思うことはなかったですか?

ありますよ。でも、そもそも失敗は悪いことだと思っていないんです。失敗したって思うこともあるんですけど、「笑える」って思っています。「ギャグだな」とか。

あと忘れる力も強い(笑)。でも忘れることも大事だと思うんですよね。忘れるってイコール物事を回遊させていくことだと思っていて。回遊させていかないと、過去のことに囚われちゃって未来へ進めないじゃないですか。人って潜在的に過去のことを思い出してしまうと思うので、自覚としては思い出さないくらいでちょうどいいと思うんです。

――川真田さんの今後の展望を教えてください。

展望らしい展望はないんですよね…一年でこのくらいの仕組みを作って、この人数でこのくらいの売上を作るというような中長期の目標はあります。たぶんこのまま仕事は続けると思うし、この業界にもずっといると思うし。ほかの業界のことにチャレンジするのも楽しいかもしれないともざっくり考えることはあります。

最近将来のこととして思うのは、息子たちが早いうちに独立したらどうなるんだろうということ。例えばボーディングスクールに行ったら自分の時間が出来ちゃう。そのときに私の人生どうなるんだろうっていうのは考えています。早すぎるかもしれないけど。

――最後に、日々大切にしている考え方を教えてください。

座右の銘ってないんですよ。考えたことないです。答えられない自分にびっくり。私ってプロフィールとかもないんですよ。考えたことも、聞かれたこともない。

たぶん、それが必要にならない距離感と狭さで生きているので。数や広さを取ったことがなくて、自分のプロフィールとか経歴を説明しなくても付き合える人間と付き合っているんですよね。

――なるほど。ちなみに川真田さんが弱気になるときってあるんでしょうか?「自分ってダメかも…」みたいな。

あんまりないかもしれない。基本的にポジティブなんですよ。前向きっていうか、前しか見えてない。

 

前向きで明るい川真田さんの生き方、マインドに勇気づけられた女性も多いのでは。川真田さんが登壇したイベントレポートも公開中なので、あわせてチェック!

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