収入ゼロ、売上ゼロからの起業!大事なのは「楽しむこと」 株式会社アンドエーアイ代表・西真央

収入ゼロ、売上ゼロからの起業!大事なのは「楽しむこと」 株式会社アンドエーアイ代表・西真央

アプリ・生成AI開発会社として、中小企業でのシェアナンバー1を目指す株式会社アンドエーアイ代表取締役社長・西真央(にし まお)さんにインタビュー。仲間たちと収入ゼロ、売上ゼロで始めた起業エピソードや、子育てと仕事の両立についてなどお伺いしました!

【西真央プロフィール】
年齢:32歳/職業:株式会社アンドエーアイ代表取締役社長/家族構成:夫、子ども一人
X @marimo_engineer

topics「これからはアプリの時代が来る」と確信し起業

――株式会社アンドエーアイの事業内容を教えてください。

アプリと生成AIの開発をやっている会社でして、中でも勤怠管理サービスの「KANRIL(カンリル)」をメインの自社サービスとして事業展開しています。

自分たちも中小企業なんですけど、このKANRILも中小企業に向けたサービスになっていて、日本一簡単な勤怠管理と謳っています。勤怠管理システムって設定項目が多かったり専門用語も多く、使いこなせないことが多いんですよね。もっとシンプルで簡単に使えて、しかも料金が安いものがあれば中小企業は助かるのに、という自分たちの悩みから作ったサービスなんです。

――生成AIのほうは?

会社自体はアプリ開発をずっとやってきたのですが、AIとシステムってすごく相性がいいんですね。自分たちが作ったアプリにAIの機能をつけて、より使いやすくなるような開発をするために、2023年11月から社名を変更して、アプリ開発とAI開発の二軸でやっているんです。

2018年に起業し、現在は東京と大阪の二拠点で事業を展開。(会社HPより、社内の様子)

――西さんの起業の経緯を教えてください。

もともとはweb制作の会社で働いていまして、プログラミングを扱う仕事をしていました。会社を立ち上げた頃は、親世代も含めてみんながコミュニケーションツールとしてLINEを使い始めた時期なんですよね。さらに高校生の中ではTikTokも流行ってきて、これからどんどんアプリの時代が来るなと思いました。

とはいえ、親世代はまだまだスマホに慣れていなかったり、アプリが使いこなせなかったりという状態。自分自身は仕事柄パソコンを使いこなせるほうではあったので、いろんなことをシステム化したりDXしたほうが便利になるはずだという確信があって、仕事や生活を便利にできるITシステムを生み出せないかな、と考えたのが最初でした。

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