life styleビジネスを学んだ５年間を経て日本をモダナイズしていく

――お仕事をする上でのこだわりはありますか？

自分を信じること。社員もファンの人たちも、これだけの人たちがついてきてくれている中で、私の軸がぶれたらみんなもぶれちゃうと思っていて。そういう意味でも自分のやっていることに自信を持って進み続けることが大事かなって思います。だからこそ、さっき言ったような自分を客観視したり見つめ直すということは、定期的にするようにしています。

どのように自分を見つめ直していますか？「自然の中に行ってひたすら考えるだけ。あとは自分の思いを書く。文字にすると意外と、『私こんなことを思ってるんだ』という発見がある」

――マクニッシュさんにとって、社長ってどんな仕事ですか？

夢を見続ける仕事。会社の子たちがいつも私に「社長は夢を見続けてください」って言ってくれるんですよ。社員のみんなにとっては、ずっとパソコンに向かって仕事をしていたら、インプットする時間を作ることは難しいと思うんですね。私が日々いろんな人たちと出会って、いろんな刺激をもらって、そこでもっと夢が膨らんで、それを社内に持ってきて社員のみんなに話すことで頑張るモチベーションになっているとも思うし、私がつまらない人間になったら、会社もつまらなくなる。私が常にワクワクして楽しくて夢を見ていないと、自分もつまらないし、一緒に働いてくれている子たちも楽しくない。

――今後の展望を教えてください。

今まではアパレルを通してビジネスとはどういうものかを学びました。自分のための学びの５年間でもあったと思っていて。ゼロから何かひとつをここまでの大きさにできるんだったら他のものでもできると信じているし、日本にもっとインパクトを与えられるような会社作りをしたいなと思っています。海外から見たときに日本にはこんなにも価値があるのに、それに日本が気付けていないという状況があると思っていて、そこをアップデートしていく一人になりたいと思っています。今の私にはアパレルの人っていうイメージがあると思うんですけど、目指しているのは日本をモダナイズしていく人。この先５年、10年はそこにフォーカスしていきたいです。

――最後に、日々大切にしている考え方を教えてください。

座右の銘は「Design your life」。自分がデザイナーだからとか創業者だからということにもかけているんですけど。幼少期から成長過程でいろいろなことがあって、そのたびに自分と向き合って、物事は何でも自分のために変えていけるし全部自分次第だと気付いた時に浮かんだ言葉です。自分の人生は自分でデザインできる。自分もそうだし、まわりの人にも伝えています。

自分らしさあふれる言葉がとても魅力的だった佐藤マクニッシュ怜子さんでした！　ちなみに今回の取材は、インスタのフォロワーさんからのリクエストで実現したもの。インタビューを読んでみたい女性経営者の方がいましたら、お気軽にインスタのＤＭにお送りください♪

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