「自分の価値を下げてるのは自分」ホワイトニングサロン店舗数日本一・セナ社長 自信を磨く仕事術

「自分の価値を下げてるのは自分」ホワイトニングサロン店舗数日本一・セナ社長 自信を磨く仕事術

value仕事=自分の価値を上げること

――お仕事をする上で一番こだわってることはどんなことでしょうか?

「嘘をつかない」っていうのは大事かなと思ってます。誠実に生きること。あとは私の場合、仕事でいろんな人に会うんですけど、自分の時間を与えているのと同時に相手の時間ももらってると思うので。時間というのは命なわけですよ。だからこの時間が絶対に無駄にならないようにっていうのは常に意識してます。私と会って意味があったと思ってほしいんですよね。

それと、会社のバリューで5自(ファイブジー)というのがあって。

――ファイブジーですか…?

5つの自でファイブジー。女性の場合、与えてもらうことが当たり前になってるってすごく多いと思うんですよ。でもこれってしょうがなくて、口説かれたりも男性から声かけられたりすると思うので。でもプライベートではどれだけ受け身でもいいけど、絶対仕事だけは能動的に自分から取りに行かないと駄目だよというのを会社の子にも伝えてます。

まず自分から発言する、動く(自発)。自分で学び(自学)、自分のことを管理する(自律)。そして駄目なときや失敗したときに自分が悪いと思えるかどうか(自責)。そういう気持ちで仕事したら嫌でも成果なんて出るんですよ。嫌でも周りに認められます。そしたら自信ってつくよねっていうのがうちの行動指針の5自です。これ、仕事教えながら大切にしてますね。

セナ社長はどんな環境で生まれ育ったんですか?「めっちゃ普通の家ですよ。生まれたのは鳥取県で何にもない。田んぼ、川、虫みたいな。公務員の父、看護師の母の長女で、起業家の家とかでもないし、お金がある家でも全くないし」

自信がつくと人生すごい楽しくなるんです。私の娘は亡くなっちゃたんで、大きくなれることがそもそも奇跡だなっていうのをこの目で見てるから、これだけ大きく育ってる、みんな勝ち抜いて生きてる時点で勝ち組なんですよ。でも、その自分の価値を下げてるのは実は自分なんです。だから女の子たちがまず気付かなきゃいけないのは、自分の価値をちゃんと自分で上げること、それが仕事なんだっていうこと。男に認められるとか、周りに認められるとか、かわいいとか、かわいくないとかなんてどうでもよくて、あなたの行動で結果が出るのが仕事。「この時間働いてくださいね」って言われて会社に行くことが仕事じゃない。あなたにしかできない仕事になったら、あなたの価値が上がるじゃんって。せっかく日本に生まれたんだから、私は日本を諦めたくないんですよ。だからできる範囲でこういう思いも仕事を通して届けたい。それによって自信あふれる人たちがいっぱいになれば、ひいては少子化も止めれるでしょうっていうのがうちのミッションなんですよ。自信が溢れた魅力的な人が増えることで、この国はもっと良くなるだろうっていうね。

 

life styleエクシアは歯を白くするだけの場所じゃない

――セナ社長は昨年の12月に出産されてますよね。現在、育児と仕事はどうやって両立してます?

両立できてないです。やばいっすね。もう投げられるものは投げる、頼れるものは頼る。でもね、金はかかります。出産してから今年の3月くらいまでは正直超キャパオーバーだった。どうやって育てたっけみたいな、あんまり記憶ないです。そのせいで社内でも指示の出し方が超曖昧になっちゃって、社員を混乱させちゃって。

産後一か月で仕事に復帰。「令和の虎への出演が決まったのが産後2週間だったんですよ。『あんな怖いおじさんと嫌だー!』と思った(笑)。今では父のように慕っています」写真はセナ社長のインスタより、令和の虎CHANNELの皆さんと。

みんな超大変でしょと思ってるかもしれないけど、育児も家事も仕事も課題管理と思った方がいい。あとあまり構いすぎない。私は寝かすときに一緒っていうのは絶対やらない。でも、出張連れてったりいろんな人に見てもらったりしたおかげで、息子は人見知りを全くしないし、その点は良かったかなって。だからいいこともあるから、ガンガン手伝ってもらえばいいと思う。子どもをずっと見てたいとか、超わかるんですよ。私もそれですごい葛藤するときもあります。でもさ、自分と子どもの人生を同化させちゃ駄目だと思うんですよ。別の人間なんだから。

――今後の目標があれば教えてください。

事業としては1000店舗行きたい。やっぱりやるにはぶっちぎりで一番になりたいと思ってるんで。「ホワイトニングを文化に」っていうのをうちではスローガンに掲げてるんですけど、やってみたいなっていう方たちには習慣が大事で、習慣化していくには低価格じゃないと続けられないですし。

あとはエクシアというのは、決して歯を白くするだけの場所じゃなくて、ここまで話してきたような思いがあってやっている事業なので、来ていただいたお客様にいろんな+αを提供できる環境でありたいなと思ってます。なぜ事業をスケールさせたいと思ってるかっていうと、人が集まればそれができる可能性ってありますよね。楽天やアマゾンもそうですが、人が集まるプラットフォームにはポイントや特典がついたりする。それを私達はオフラインでやりたいなと思ってます。エクシアのお客様じゃないとできないようなサービス、特典っていうものをたくさん追加していきたいなっていうふうに考えてます。

――最後に、日々大切にしている考え方を教えてください。

最近好きな言葉は野村監督の言葉で、「35歳を過ぎても敵が一人もいないやつは生き方を見直した方がいい」っていうもの。女性は、嫌われたくないだとか、こう思われたらどうしようって考えてる人も多いかもしれないけど、そもそも普通に生きてたら誰かに嫌われることはあるんですよ。全員と仲良くなるのは無理だし、アンチも出てくるし、頑張ろうと思ったらその挑戦を止めてくるような人って絶対にいます。自分の主義主張だとか自分の色が出てきたら、ライバルや合わない人が出てくるのは当たり前です。逆に35歳過ぎてもそんなことがないような人は、自分の主義主張もない人だから、生き方を見直しなさいっていう意味なんですね。最近この言葉が好き。

 

「人と向き合うときは絶対に熱を入れる」とおっしゃっていたセナ社長。思いの伝わるインタビューでした。仕事で自分の価値を上げる、気合が入りました!

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