元同僚とチョコレート起業。 40歳の起業で始まった第二の人生!株式会社angeles 共同代表 平井理央

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Work style機能性チョコを実現するために導かれた運命の出会い
ー「VIVID CACAO」のブランドを始めるとき、まず何から始めたのでしょうか?
「チョコレートってどうやって作るんだろう?」という、本当にそこからのスタートでした。最初に参加したのが「ミスターカカオ」と呼ばれるショコラティエ・土屋公二さんが開催する渋谷区の区民講座でした。1回1500円のお土産付きカカオ講座で、共同代表と一緒に受講しました。ここで、カカオ豆のよって味が大きく変わるということを実感し、「カカオ豆にこだわろう」というブランドの方針が生まれたきっかけになりましたね。
さらに幸運なことに予防医学の先生にも出会うことができました。「体にいいチョコ」というコンセプトがあったので、「チョコレートに乳酸菌やビタミンB群を入れるとどんな効果が期待できるのか?」「効果が期待できる量をチョコに入れられるのか?」などと相談してみたら、ビタミンや乳酸菌は少量でも効果が出るものだから理論上は可能と教えていただきました。それならば、カカオ豆もこだわって、機能性成分を入れられる工場を探そうと。そうして今の工場と出会いました。
ー必要な人に導かれるように出会えるのがすごい!ちなみにチョコレートをつくる工場はどのように探したんですか?人づてに?
いえ、Google検索です(笑)問い合わせフォームでメールしたけど返信なく、インスタDMも返信なく……。やっぱり難しいのかなと思っていたら、Googleマップに電話番号が載っていたので電話してみたんです。そうしたら、たまたま社長が電話に出てくださって。2週間後にアポを取らせてくれたんです。その間に企画書を作り商談に行きました。すると1回目のミーティングで「やりましょう!」と言っていただきました。
平井さんが手にしているのが、こだわりのVIVID CACAO。「女性ってマルチタスクの方が多くて、仕事だけじゃなく家庭、友達のこと、人のために頑張っている人が多い。そんな女性たちがチョコを食べている間、ふと自分に目を向けて、自分を大切にできる時間を作って、癒されて、「よしまた頑張ろう」と思ってもらえる存在にVIVID CACAOをしていきたい。無理なく楽しく習慣の中に入れてもらって、人生を伴走できるパートナーとして選んでもらえたら嬉しいです」
ーそれはすごい…平井さんの行動力と熱量の勝ちですね!
後日談なんですけど、最初は断るつもりだったそうです(笑)新規案件の相談案件が多いけど、単発で終わる話が多いそうで。でも私たちに会って話してみたら本気だと思ってくださったようで、「打ち上げ花火のようなものはうちはやりません」と言われたので、私たちは「10年お願いします。こちらもそのつもりです」とお伝えしました。機能性チョコはまだ数が多くない中で、面白いと思ってもらえたのだと思います。
ーブランドを立ち上げてから、VIVID CACAOのぶれないこだわりとは?
体を整えることで心が輝き、人生がより生き生きとしたものになる。その想いをすべての設計に込めています。素材にも、栄養素(機能)にもこだわり、さらに手に取った時の気分や、パッケージまで。全てに意味があります。カカオ豆もダイレクトトレードを大切にしていて、児童労働などの搾取がない農園の「幸せなカカオ」を使いたいと思っています。原価がどんなに高くなっても、そこは譲れません。毎日食べたいと思ってもらうためには機能性だけじゃなく、おいしさも大切なので、何度も試作を重ねました。
ー平井さんの情熱や、ブランドに対する愛情をひしひし感じます。
最近よく考えるのですが、世間一般のスケールと、私たちが思うスケールが違っていて。たくさん売れることよりも、たった1人の人生を変えられるかどうか。世の中では「より多く売ること」が成功とされることも多いですが、私たちは「一人の人生にどれだけ深く届くか」を大切にしたい。それをVIVID CACAOという事業を通してやっていきたいんです。世の中の物差しだと小さく見えるかもしれないけど、自分の人生にとって意味のあることをやっているという実感があります。







