「女性は我慢しなくちゃいけない」
という価値観を変える挑戦!
株式会社TRULY創業者・二宮未摩子

「女性は我慢しなくちゃいけない」
という価値観を変える挑戦!
株式会社TRULY創業者・二宮未摩子

life styleキャリアの変化にあわせて、家族との心地よい距離感を発見

ー会社員から経営者になり、どんな壁にぶつかりましたか?

今でも日々壁はたくさんあって。人・組織・事業の問題はずっと続きますけど、それよりもシビアだったのはお金だったかもしれないですね。ベンチャーキャピタルから資金調達を受けるために奔走することも人生で初めての経験でしたし、銀行に融資に相談に行くことも精神的なハードルを感じていました。事業や売上規模を理由に断られてしまったこともたくさんありました。また調達はできても、売り上げを立てて回せないとすぐショートしてしまうのでその危機感やリスクを想定したりして、特に創業2−3年は本当に眠れない日が続きましたね。

―そんなとき支えになったのはご家族の存在?

そうですね。息子に関して言うと、創業期から2−3年の一番精神的に大変で辛い時は、まだ小学生で多少手がかかるものの、可愛いくて心の支えになっていました。「この子のために頑張ろう」という気持ちも強かったように思います。今、中学3年で受験目前。ほぼ塾の生活のため、ご飯と洗濯など最低限のことだけでも、大丈夫な年齢になっているので、そういう意味ではお互い自立しています。ベッタリもせず、息子は勉強、私は仕事に集中できる関係性に変化してきていますね。
父親は離れて暮らしていますが、基本的に息子の受験に関してはほぼ父親が見てくれていますし、私が会社を辞める時も、事業もずっと応援してくれていますね。家族やチームという関係性を大事に、お互いを尊重しながら生活できています。

―揺るぎないパートナーシップがあるからこそ、事業に没頭できるという側面もありそうですね。

やはり感情だけで向き合うと、男女間ではうまくいかないことが多いですよね。我が家の場合は、お互いそこがロジカルだったかもしれません。意見がうまく噛み合わないシーンもありましたけど、私も感情だけに任せないということは意識していたので、しっかり会話をして話し合ったことが、今の信頼関係を築けた理由なんじゃないかと思います。

「社員に対しては、『仕事に美意識を持とう』ということをいつも言っていますね。信頼を大事にしたいので、日々の細かい業務のやりとりに対する美意識、プロフェッショナリズムという意識を、私自身も大事にしています」

最後に、二宮さんが日々大切にしている考え方を教えてください。

樹木希林さんの言葉で『おごらず、人と比べず、面白がって、平気に生きればいい』という言葉がすごく好きなんです。特にスタートアップ界隈にいると、周りと比べて余計に焦ったりしちゃうんです。でも焦りやプレッシャーに一喜一憂しすぎないっていうところはすごく大事にしたいところだと思って、この言葉を思い出しています。あとは、感情と理性のバランス、両方しなやかに色々な判断をできるような感性を鈍らせないことも大切にしていることのひとつです。ブルドーザーみたいな勢いで、熱量だけでやるぞ! という時代ではないからこそ、女性ならではの「しなやかさ」という強みを生かしていきたいですよね。

 

編集後記)
キャリアや子育て、そしてパートナーシップにも、自分自身の軸がしっかり通った素敵な女性でした。誰もが早かれ遅かれやってくる更年期に向けて、心地よく波乗りできるように正しい知識を身につけていきたいですね。

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