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work styleギャル魂で一生仕事を続けたい
――田中さんのビジネスの基礎を作った経験をあげるとしたら?
事業会社で人事・広報をやった経験が大きいかなと思っています。そのときにやりたかったけどやれなかったことを、今いろんな企業様を支援させていただく中で実現できています。
このHR領域の仕事をしていると、「エージェントをやった方が儲かるのでは」ということも周りからよく言われるのですが、私がやりたいミッションとしては、目先の採用をなんとかすることよりも、社員が「この会社いいよね」と思えるようなエンゲージメントの高い企業をつくっていくこと。そういう企業をたくさんつくることができたら、もっとワクワクしながら働ける世の中が作れるんじゃないかという構想があります。目先の利益やビジネス的な感覚よりも、その思いを叶えたいということは、企業人事時代から変わりません。

理想のワークライフバランスは?「仕事:家庭=5:5くらい。これからはメンバー育成に力を入れていかないといけないと思っています。今でも土日は休みますし、触り出すとキリがないので子どもがいる時間は極力パソコンを開かないようにしています」
――仕事をする上でのこだわりやマイルールはありますか?
「何とかする」ということですね。ベンチャーだとトラブルもヒューマンエラーもあるし、子どもがいるとリソース過多になってキャパオーバーになることもあるんですが、それでも絶対に何とかするという気持ちでやっていて。これまでも何とかしてきたから次の仕事につながっているし、お客様とのお付き合いが続いているのだと思います。ビジネスにおいても自分自身のライフスタイルにおいても、「何とかする」というのは口癖のようによく言っていますね。
――田中さんはいつまで仕事を続けていきたいということは考えたりしますか?
多分死ぬまで続けていると思います。おばあちゃんになっても挑戦している。そこは変わらない気がしますね。ビジネスを仕組み化して自動でお金が入ってくるような安定したゾーンに突入したとしても、それを元手にまた何かしたくなると思います。逆に挑戦しなくなったら終わってしまうんじゃないかと。
――これまでいろんな職種を経験してきていると思いますが、どんな職種でもお仕事には熱中できていた?
そうですね。なんなら高校生のアルバイトのときからガチで働いていました。ピザ屋だったんですけど、コンテストにも出場するタイプで。イベントに本気で取り組むのが好きなお祭り女、いわゆるギャルだったと思います。その精神のまま社会人になって、やっていることがビジネスに変わったというだけなので、ずっとこの感じですね。