時代と寝る女あいめこ 貧乏専業主婦が億を売る経営者になった原点とは?

時代と寝る女あいめこ 貧乏専業主婦が億を売る経営者になった原点とは?

work style目から膿を出しながら…子ども二人を抱えシングルマザーに

――離婚したのはいつ頃だったのでしょう。

下の子が一歳になったときですね。離婚して一年後に法人を作りました。

――離婚するときはまだフリーランス。

そうです。だから不安でしたね。子どもを二人も抱えてるし、しかも二歳差って育児において大変で。この子たちを高校大学まで進学させられるかなということは心配でしたね。離婚したあとに実家に帰ったんですけど、そうするとシングルマザーへの国からの補助もなくなってしまって。どうしようと思いました。まだ稼ぎも安定しているわけではないし、アフィリエイトっていつサイトがなくなるかもわからないので、よく決めたなと思います。

――その大変な時期はどうやって乗り切ったんですか?

何かをやめて働く時間を捻出するしかないじゃないですか。なので、一番最初に睡眠時間を削りました。本当に寝ないで目から膿を出しながら、とにかくずっと文章を書いたり、SNSの運用代行も同時に行っていました。うちの会社ってSNS運用代行の会社の中ではかなり古いんですが、やり始めた当時は全然なくて、右も左もわからないまま事業化したのでクレームもすごく多かったし、なんとか乗り切ったっていう感じですね。

「一つひとつ仕事ができるようになっていき、収入が上がっていっても、自分が満足してくれない。次のハードルや目標を勝手に作っちゃうんです。性格も価値観もここ数年ずっと変わり続けています」

――専業主婦で何かを始めたいけどどうすればいいかわからないという人も多いと思うのですが、あいめこさんが何かアドバイスするとしたら。

今はネット上には本当に死ぬほど仕事が転がっているんですよね。クラウドワークスのようなサイトを見ればたくさんの仕事があるんですけど、そういった仕事を得るためには何かしらのスキルをつけなければいけないと思うんです。例えば文章を書くスキル、動画を編集するスキル、デザインをするスキルというように。それさえあればいくらでも仕事ができるので、まずは自分が学んでみたいなと思うことを勉強してみるといいと思います。あと、そのスキルもオンラインでできるものがオススメです。簿記3級をとったところでみんな持っていたりしますが、SNSの運用代行のスキルはまだ持っていない人が多いので、良いと思います。

スキルを身に着けたい人のために、うちの会社では無料でスクールをやっています。私自身、本当にお金がない時期を経験したので、お金がないと子どもに対して優しくできなかったり、育児で溜まったストレスを発散する手段がないので、お金はとても大切だと思っています。でもお金がないときに、スクールに行くお金を出すことは難しいじゃないですか。だから無料でやっているのですが、今ではそのスクールで学んでからうちの会社で働いてくれる人も出てきたりしています。

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