性教育に必要な人と人とのつながりを作る ソウレッジCEO・鶴田七瀬

性教育に必要な人と人とのつながりを作る ソウレッジCEO・鶴田七瀬

work style自分と意見が違う相手でも理解を試みる

――今事業をやっていく中で、課題に感じている部分はどんなことでしょうか?

NPO法人だから、女性だからなど誤ったレッテルを貼られることの大変さは、少し感じていて。私たちは、お客さんが必要資金を100%負担する営利事業もやっていますし、寄付を集めて若者支援をする非営利事業もしています。それは、若者支援に多くの方が関わってほしいと思っているのもあって寄付を用いて資金調達を実施しています。寄付者さんは、間接的にコミュニティの一員になれるし、社会課題に関する情報を得ることもできます。でも、勘違いが起きやすくて、「非営利法人は営利活動をしてはいけない(利益を生み出してはいけない)」などが、その典型例です。実は、病院や大学も非営利法人(株主がおらず配当を出さない)なのです。私たちも大学や非営利法人と同じように、サービスを提供したらお金をいただくという方法をメインにおいています。だから事業が難しいというよりは、そのような勘違いを毎回訂正していくことは、大変さを感じますね。

ちなみに寄付は誰でも可能。「毎月1,500円から、単発であれば3,000円から可能です。この金額でも寄付が入っているとうれしいですし、寄付する側も社会を良くすることに関われて自分のモチベ的に良いと言ってくれる方もいます」

――鶴田さんがお仕事をする上でのこだわりはありますか?

自分の体が一番大事だから、「寝る」ことにはこだわっていますね。最近鎖が入っている重いブランケットを買って、めちゃくちゃ眠れるようになりました(笑)。私はすごく頑張れる時期と、全然頑張れなくなる時期があるタイプなのですが、経営には自分が安定していなければならないということをすごく感じていて。結局安定するためには寝ることが一番重要だと思ったので、寝ることを最優先にして生きるようになりましたね。

それと最近思うのは、代表として表に立っていると、メリットばかりではなく誹謗中傷が来ることもあるので、それを経験している私自身は相手の立場を考えずに何かボールを投げるようなことはしないようにしようということです。自分と意見が違う人でも、できるだけ理解はしたいなと思っているし、その上で違いを認められれば、物事を俯瞰できるようになると思います。なるべく不必要な争いを生みたくないので、それは意識していますね。

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