life style一人でも大丈夫、成功の習慣とは

――今後の目標や展望はありますか？

ない。目標ってある人とない人がいると思うんですけど、私はないほうのパターン。スティーブ・ジョブズですら「Connecting the Dots」って言ってたんだから、私もそれでいいか、と。とりあえず目の前のことを一生懸命やっていればどうにかなるんじゃないかと思っています。大事なのはそのとき本当に一生懸命にできているか、逃げていないか、何かに依存していないか。

田中さんはどんなタイムスケジュールで働いているんですか？「一番効率が良いときは、１か月で24時間だけセミナーやコンサルをして億稼いでいました。最近は忙しくしたいと思っていて、YouTubeを始めたりともう少し働いています」

――最後に、日々大切にしている考え方を教えてください。

「空っぽにすること」、「身軽になること」、「自分に正直になること」。断捨離みたいにいらないものはすぐ捨てるということですね。

――もともとそういうタイプだったのでしょうか？

違ったんですけど、コロナ前の３、４年前のとき、一生懸命仕事をしなくても売上がある状態が作れたときに、めちゃくちゃ断捨離をしたのがきっかけです。断捨離っていうと物を捨てるというのもそうだけど、人の悪口もめちゃくちゃ言いましたね。

――どういうことですか？

私は性格が真面目だし、我慢しなきゃって当たり前に思っているところがあるから、心の中に不満を溜めていたんですよね。そういうのを全部吐き出したっていう感じ。例えばうまくいっていない人って雰囲気重いじゃないですか。あれは心の中にいろんなものを溜めているから。売れている人ってクリアだし身軽な感じ。成功している人は出しているから身軽なんですよ。だから悪口も出さないといけなくて、女同士で飲み行って話したりとかしても全然いいし。実際に悪口言ってどうなったかというと、いいビジネスパートナーと出会えたりしましたよね。

――ほかにも、成功するために気を付けている習慣ってありますか？

やっぱり周りの環境は変えた方がいい。私は幸いあまり友達がいないから、変な人が周りにいなかった。悪い意味で言えば寂しい人だけど、良い意味で言えば成功している人としか付き合わない。だから本当に、友達なんだけどこういうところが嫌だなと思う人と惰性で付き合わない方がいいと思うんですよ。だったら一人でいるほうがマシ。ちょっとでも「ん？」って思うことは、心に従った方がいい。自分一人で大丈夫だから。自分一人で大丈夫だったら、同じように自分一人で大丈夫な人が近くに来るから。だから結局寂しくない。

どん底からの起死回生ストーリーには、驚きとともに「自分も頑張ろう」と思わされました！　夢がありますね♪