大切なのは決断を正解に変えていく行動力!~川真田紘子×愛沢えみりトークイベントレポート

大切なのは決断を正解に変えていく行動力!~川真田紘子×愛沢えみりトークイベントレポート

2024年7月6日、ルミリー第2回目のトークイベント「一生自由にいられるキャリアの作り方」を開催しました! 「自由」についての川真田紘子さんと愛沢えみりさんの対談の模様をイベントレポートとしてお届けします。

【川真田紘子プロフィール】
1988年生まれ。慶應義塾大学を卒業し、商社に入社。その後一念発起し不動産業界へ参入し、現在は株式会社BLANClarity.の代表取締役を務める。二児の母親でもある。
insta @k_hiroko0715

【愛沢えみりプロフィール】
元歌舞伎町No.1キャバ嬢であり、現在は株式会社voyageの代表取締役。アパレルブランド「Emiria Wiz」、美容クリニック「Venus Beauty Clinic」、化粧品ブランド「norm+」などをプロデュース。SNSの総フォロワー数は約200万人。昨年、第一子となる娘を出産。
insta @emiri_aizawa

 

talk theme自由に生きるために稼げるマインドを身に着けておく

――一言で「自由」と言っても、いろんな形や考え方があると思うのですが、こんな質問をいただいております。「お二人の考える自由とは、どういう状態のことですか?」

川真田紘子(以下、紘子) すごく難しいですね、自由の定義って人それぞれあると思うので。私が考える「自由」はやっぱり選択肢。自分で選択ができるという状態に自由を感じます。逆に選択肢が少ないときや、自分で選択できないときには不自由さを感じたりしますね。それと、自由を得るためには同じぐらいの責任を持たなきゃいけないとも思います。責任の大きさと自由は比例しているんじゃないかな。

愛沢えみり(以下、えみり) わかります。自由に生きたいなと思う反面、紘子さんが話してくれたように責任も重くなっていきますし、自由だから幸せとも限らなかったりする。ある程度決まりがある中に身を置く方が、意外と幸せを感じやすかったりとか。そのあたりのバランスはすごく難しいですよね。

――選択肢を増やすためには、ある程度使えるお金を増やす必要があるのかと感じるのですが、そのあたりは。

紘子 そうですね。幸せはお金では買えないと思うんですけど、自由さとか選択肢ってお金で買えるんじゃないかなとは思いますね。ある程度稼いで自由になるお金を持つということは、自由を手にすることと繋がっているような気もします。

えみり 稼ぐ力があったりお金がある状態になるのはもちろん、自分で稼げるというマインドや考え方を持つことが経済的な豊かさにつながると思います。稼げるマインドを身に着けておく。お金があるから幸せとは思わないですけど、やっぱり経済力は大事ですからね。

紘子 自分で稼がないということはイコール誰かを頼るということになるので、選択肢の幅がとても狭まる。自分で稼いだお金は自分のものなので、自分が自由に使える幅は自分で決められるといいのかなと思います。

――こんな質問もいただいていますのでご紹介します。「経営者じゃないと自由になることは難しいのでしょうか? 会社員でも自由を手に入れる方法はありますか?」これについてはお二人の考えはどうでしょうか。

紘子 私は経営者って不自由だなと感じることが多いんですよね。経営者には時間的な制限はないんですけど、ないからこそ常に危機感があるし、寝ている間もずっと頭の中から会社のことや社員さんのことが抜けない。だから、「経営者って自由だな」と思ったことは一度もないんです。一方で私はサラリーマンも経験しているんですけど、そのときも常に数字のこととか部下のことが頭にあってそれはそれで不自由さを感じたので、どっちも一緒なんじゃないかなと思っています。自由という言葉の概念の違いかな。

えみり 私は会社員の経験はないですが、会社員としてさらに自由を広げたいというのであれば、副業をしてわかりやすく稼ぐとか。自分のやりたいことができる環境に身を置くとか。その中で自分の自由を増やしていくのがいいのかなと思います。

紘子 あとオンとオフ。サラリーマン時代の自分を思い返すと、時間で区切って考えていましたね。この時間のときは、会社や部下のことを一番に考える。でもこの時間を過ぎたら完全に私のプライベートの時間、何を考えても自由だっていう。オンとオフで自由を手に入れるということも大事なことかもしれないですね。

 

talk theme「タイミングはないから、今だよ!」

――では続いての質問です。「現在仕事をしていて、子どもは欲しいのですが、タイミングに悩んでいます。お二人はどのように考えて出産のタイミングを決めましたか?」といったお悩みです。

紘子 私は逆にタイミングを一切考えなかったんですよ。欲しいって思ったタイミングがもう出産のタイミングでしたね。あとからその決断を正解に変えるしかないという考え方です。

えみり 私の場合は、人生でこんなにどん底を経験するのかというぐらい悩みました。出産のタイミングもそうですし、このパートナーでいいのか、結婚はどうするのかについても本当に悩んで、その間にどんどんタイミングもわからなくなって。そんな状態のときに紘子さんから言われた一言が、「タイミングはないから、今だよ」って。たしかにいろいろ悩んではいたけれど、きっと自分の中では答えは決まっていたんですよね。でもほかにもっと良い方法があるんじゃないか、良い時期があるんじゃないかと、一人で勝手に考えていたというのが大きい。最終的には自分がこうしたいと思った通りに勇気を持って進んでいくだけだったので、「今だよ」っていう言葉を聞いて決断しました。

紘子 私は本当によく「今だよ」って言うよね(笑)。特に子どもやパートナーのことに正解はないと思っているんです。自分が完璧じゃないから、完璧なパートナーっていないわけで。パートナーも子育ても100点とかこれがベストというのはないと思うので、あとは正解に変える自分の覚悟があるかどうかだけ。ずっと隣でえみりを見てきて、これまでも自分の力でどんな決断も正解にしてきたのを知っているから、信じていました。

――出産に限らず、お二人は何かを決断するときに判断する軸のようなものはありますか?

紘子 「後悔しない」っていうことが判断軸かもしれません。なので自分がいいと思ったら、第三者や周りの目を一切気にせずに判断しようと常に心がけています。誰かのための判断をしてしまって、後々その人のせいとか世の中のせいにしてしまうのが嫌なので。

えみり 私は結構悩んでしまうんですけど、いろいろ悩んだ結果、不思議と最初に「こうしたい」と思った直感に戻るんですよね。直感というものは、自分が今まで生きてきた人生や価値観から来ているので、自分の気持ちに素直に従うのが良いような気がします。紘子さんと同じですね。

――直感力を磨くためにはどうすれば良いのでしょうか。

えみり 経験することが大事だと思います。

紘子 直感って、エビデンスがないことだと思われているかもしれないんですけど、私達の直感は自分にしかない経験の積み重ねから生まれていると思うんですよ。だから、経験を積めば積むだけ、直感力が出てくると思います。どんなつらいことも楽しいことも、全部経験だと思ってした方がいいと思います。

えみり 特につらいことや大変なことは、自分を強くしてくれる。つらいとか逃げたいと思ったときは、これが全て今後の自分の経験値になると思うと、「良い経験がきた」と考えられるようになる。未来の自分の直感力が上がると考えれば、大変なことも楽しく乗り越えられると思います。

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