フォロワー13万人・arisaに聞いた 30代インスタ女子の「これから」

フォロワー13万人・arisaに聞いた 30代インスタ女子の「これから」

フォロワー13万人超、インスタグラムにキラキラした日々を投稿しているarisaさんにインタビュー。普段は一体何をしていて、どうやって稼いでいるのか? 昨年から始めたという税理士の勉強についてもお伺いしました。

【arisaプロフィール】
31歳/職業:インスタグラムでのPR/家族構成:独身
instagram @arisa__917m(arisa)

topics自分ひとりでも生きていけるように税理士資格を目指してます

――今税理士のお勉強をしているというのをインスタで見ました。

そうですね。去年の5月から始めて1年5カ月くらい。今消費税の勉強をやってます。
大学のときに『Ray』っていう雑誌の読者モデルを始めて、大学卒業してからアメブロ、インスタの世界で生きてたので、そろそろ安定した仕事したいなって思って始めました。

――税理士を選んだ理由ってありますか?

最初は自分で起業してみようかなとも思ったんですけど、これといってやりたいことがなくて。でも、自分ひとりでもずっと生きていけるようなもので仕事にしたくて、そうなったときに資格が大事かな~と。

インタビューに答えるarisaさん。

税理士の勉強は学校に通っていて、多いときは授業が週4日あったそう。

――「自分ひとりでもずっと生きていけるように」っていうのは以前から思ってた?

十代の頃は「25くらいまでに結婚するのかな~」って思ってたんですけど、現実そうでもなかったし、もし仮に結婚したとしても離婚率も高いし、時代の流れもあるし、20代前半くらいから漠然と思ってました。

work style「このコ何者なんだろう」って思われてる気がする

――インスタのPRってどういう流れでお仕事やってるんですか?

広告案件を頂いたら写真に撮ってインスタに載せたり、自分がいいと思っているものをインスタで宣伝して、それに対してインセンティブを頂くという感じ。一日の流れでいうと決まった稼働時間っていうのはないですね。

――実働だとどのくらいになるんでしょう?

1日2時間もないんじゃないですかね。

――仕事してないときって何してるんですか?

コロナ禍前は旅行に行ってましたね。ヨーロッパがすごい好きで。コロナ禍になってからはゴルフをやってます。あと税理士の勉強は一日2~3時間とか。8月が税理士試験なので4月から8月くらいまでは一日10時間くらいしてました。受験生って感じですw

――お仕事をしてて印象に残っていることや転機になったことってありますか?

SNSを通じていろんな人と知り合っていろんな仕事の話を聞けて、自分にとってはすごいモチベーションになったし転機だったと思います。その中にはSNSだけで月に数千万稼いでる人もいて。今の時代って自分のブランディングを確立させたらこんなに稼げる時代なんだなって。「世界変わるな~」って思いました。

――なんかすごい話ですね…。ところで、arisaさんのSNSを見ている人はarisaさんのことをどんな風に見てると思いますか?

たぶん一番多いのは「このコ何者なんだろう」って思われてる気がします。「何してるコなんだろう」「なんで仕事してないのにこんなに旅行行けるんだろう」って。

――なるほど。

そういうのが嫌で。こういう仕事って、収入源が謎だと思われるじゃないですか。実際にインスタですごく稼いでる人はたくさんいるのに、そんなわけないじゃんって思われる。だから、“何してるかわかる自分”っていうのが欲しくて、税理士の勉強始めたっていうのもありますね。

コロナ禍をきっかけに、税理士資格取得の勉強を始めたという、arisaさん。

life style自分の中の門限を過ぎたら絶対に帰る

――オンオフを切り替えるタイミングってありますか?

さっき実働2時間くらいって言ったんですけど、実際には打合せがあったり、人とご飯食べて写真撮るのもインスタに載せるためだから仕事の一環っていう感じ。だから家についたときがオフになる瞬間で、一歩外に出たらオンみたいな感じですかね。

――頭の中って常に「インスタどうしよう」って考えてるんでしょうか。

以前はずっと考えてました。どんな写真撮ろうかとか毎日更新しなきゃとか。でも最近は撮れるときに撮ろうみたいな。半分は、まいっか、って感じで以前ほどではないですかね。

――そう考えるようになったのはいつから?

コロナ禍になって考える時間が増えたからかな。それまでは、朝起きて服着替えて、コーディネートを友達と撮りに行って、そのまま映えカフェ行って、夜は会食して飲んだりして、何にも考えずにせわしなく毎日が過ぎてて。人と会ったり会食に行くことが仕事にもつながったんで。

カメラに向かってほほ笑むarisaさん。

実は漫画が大好きなarisaさん。王道作品はもちろん、誰も読まないマイナーな作品にも手を付けているそう。

でもコロナ禍で人と会わなくなって、必要以上に人とつながりを持つのって私にとってはあんまりよくなかったかもって。逆に考えが止まってた。そこでコロナの期間中にじっくり考えて、税理士の試験勉強始めようと思ったり、SNSってSNSでしかないからそこまでいい姿見せようって思わなくていいんじゃないかとか、そうやってだんだん気持ちが変化した感じですね。

――あんまり人と関わらなくてもいいタイプですか?

全然関わらなくていいタイプです。私根暗なんですよ、本当はヒッキー体質。そうすると自分が終わっちゃうから、無理に予定入れて関わってる。でも自分の中で門限みたいなのがあって、22時過ぎたら絶対帰る。帰ってお風呂入って漫画読んでる時間が一番幸せ。

futureフォロワーさんと情報共有できてインスタいいところだなって

――何歳にはどうなっていたいというような理想はありますか?

税理士の試験って、全部科目合格するのに最短でも3年かかるって言われてて。プラス受かったあとに税理士事務所で2年実務経験しないといけないんですね。なので35歳で税理士事務所を開業ですね。どんどん税理士事務所を大きくしてって、最終的にはみんなが稼げるような会社にできたらなって感じです。

――結婚願望・出産願望とかは。

結婚したら結婚したでいいんですけど、仕事は続けたいですね。ずっと働き続けてたい。その結果にお金がついてきたら最高。

――税理士になったら、インスタは閉じちゃうんでしょうか…。

閉じはしないと思います。かわいいコたちを見るの好きだし、あと最近だと検索するのも便利。おしゃれなカフェ行きたいときに「表参道 カフェ」とかで調べると、いっぱい出てくるから。

――インスタの楽しいところや好きなところは?

私のフォロワーさんってどういう人が多いかわかってなかったんですけど、インスタライブやったり、税理士の勉強のことをストーリーにあげると、フォロワーさんからDM来て、見ると結構資格の勉強してる人が多くて。例えば大学院ってどうやって選べばいいんだろうとか、身近に聞ける人がいないこともフォロワーさんと情報共有できて、すごくありがたいです。インスタっていいところだなって思いましたね。

――最後に、日々大切にしている考えを教えてください。

継続は力なり。これに尽きる。中学生くらいの頃からの自分の格言です。始めるなら一日も早く始めたほうがいいし、でも1か月や2カ月で何かをあきらめる人って意外と多いじゃないですか。例えばダイエットするって言ってすぐ結果出なくて辞めちゃうみたいな。でも、数カ月間ちょっとずつでもやってたら絶対形になる。

私の場合、最初は登録者数が全然いなかったブログを毎日毎日継続することで、登録者数も増えていって、それが結局自分の仕事になってる。インスタもそうですよね、最初2~3万人だったのが今では13万人。もともとすごく知名度があるとか異常にかわいいとか、そういうコだったら別かもしれないですけど、私はそうではないので。地道に投稿、地道に情報発信して、それで今の自分があるから、やっぱり継続と努力が大事だなって思います。

 

高級レストランや美容情報が日々更新されているインスタグラムの世界。そんな投稿の裏側が少しだけ見えたような気がします。arisaさん、税理士のお勉強頑張ってください♡

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