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chapter4えみり流の仕事と育児の両立方法は?
――実際、今はどんなスケジュールで子育てをしているんですか?
これまでは毎日朝から晩まで会社にいて、会食や撮影もあったりして、さらに平日に終わらなかった仕事を土日にやってっていう生活だったのが、まったく変わっちゃいましたね。
今は平日は朝10時から夜6時まで家族に預けて仕事をして、その後は自宅。夜は基本的には自分で娘の世話をしています。寝るときと起きるときに一緒にいたいなっていうのがあって。土日も娘のことに時間を使っているので、会社にいる時間も仕事をする時間自体も少なくなりました。
――でもそんなに仕事の時間が減ってしまったら、仕事が終わらないのでは?
そう、そこが今悩んでいるところで。限られた時間を有効に使えるように、ひとつひとつの仕事の精度を上げることを考えながら頑張ってます。
――例えば愛沢さんの場合、夜にYouTubeの撮影が入ったりする日もあると思うのですが、そういう日はどうしているのでしょう?
そういうときも家族総動員で見てもらっています。でも遅い時間の撮影だったりしたら、一度家に帰って自分で寝かしつけをして、その後また家族にお願いして家を出ることもあります。一時間半でばーっとやって、「おやすみ~」って出ていくみたいな。
――今出産を控えている女性にアドバイスするとしたら、どんなことを伝えたいですか?
辛いことがいっぱいあると思うけど、自分が死ななければ絶対大丈夫。子どもが産まれたら、毎日一生懸命成長して前を向こうとしてる姿に自分も頑張らなきゃってすごく励まされます。大人になると自分の成長を感じられなくなったりするけど、自分もきっと成長してるはずだって気付くきっかけにもなるから、新しい人生を送れると思いますよ。
――では、産むことを迷っている女性に何か伝えるとしたら、どうでしょう。
ほしいかほしくないか、シンプルにそこだと思う。仕事もそうだけど、やりたいと思ったことはやったほうがいいと思うけど、やれない理由を探しちゃいますよね。例えば起業できない理由を考えちゃったりね。不安になる気持ちもわかるんですけど、もしほしいと思ったら産んだほうがいいと思う。
というか、囚われずに自分の人生を生きたほうがいいと思う。それは子どもを産む産まないだけじゃなく、結婚するしないも。周りがどうしてるっていうことに囚われないのが大事で、自分にとって何が幸せかを考えるべきだと思います。親からこう言われたとか、みんな結婚してるからとか、みんな子ども産んでるからとか、子ども産みたいけど経済的にとか、旦那がこうだからとかって、結局自分の人生を生きていないっていうことだと思うんです。自分がどうしたいかっていうところに気付いて、自分を信じることが大事かも。いいんですよ、どんな人生でも。